470年前の大冒険!フランシスコ・ザビエルが日本にやってきた!
みなさん、470年以上も前に、遠い国から日本にやってきた、すごい冒険家を知っていますか?その人の名前は「フランシスコ・ザビエル」。みんなが知っている「おてんとうさま」という言葉を日本に伝えた人かもしれないんです!
Xaverian, CC BY-SA 4.0 https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0, via Wikimedia Commons
はると
470年前の大冒険って、マジか!タイムスリップしたみたいじゃん!ザビエルって、どんな人なんだろ?
ひまり
『おてんとうさま』って、ザビエルさんが伝えた言葉かもしれないのね!なんだか素敵。でも、470年前って、想像もできないわ。
お城で育った少年が、世界を変える夢を見つけた!
ザビエルは、1506年にスペインで生まれました。お姫様やお殿様が住むような立派なお城に住んでいて、とてもお金持ちの家の子どもでした。
小さい頃から頭が良くて、勉強が大好きだったザビエル。18歳になると、フランスのパリ大学で学ぶことになりました。そこで、ザビエルの人生を大きく変える出会いが待っていたんです!
運命の出会いが人生を変えた!
パリ大学で、ザビエルは「イグナチオ」という、とても熱い心を持った友達と出会います。イグナチオは「世界中の人々を幸せにしたい!」という大きな夢を持っていました。
最初、ザビエルは「そんな大きな夢なんて無理だよ」と思っていました。でも、イグナチオと話すうちに、自分も「世界のために何かしたい!」という気持ちが芽生えてきたのです。
命がけの大航海に出発!
ザビエルは、イグナチオと一緒に仲間を集めて、世界中の人々に神様のことを伝える活動を始めることにしました。そして、まだヨーロッパの人があまり行ったことのない、遠い東の国々への旅に出ることを決意したのです。
1541年、ポルトガルから大きな船に乗って、インドを目指しました。でも、当時の船旅は今では想像もできないくらい大変でした。
- 大きな嵐で、ジェットコースターみたいに船が揺れる
- たくさんの人が病気になる
- 食べ物や水が腐ってしまう
- 怖い海賊に襲われることも!
でも、ザビエルは「必ず目的地に着くぞ!」と諦めませんでした。
はると
えー、船旅ってそんなに大変なの!?ジェットコースターどころじゃないじゃん!海賊とかマジ勘弁!ザビエル、強すぎ!
ついに日本へ到着!でも待っていたのは…
1549年8月15日、ザビエルは鹿児島の港に到着しました。でも、日本での生活は想像以上に大変だったのです。
困ったことその1:まるで宇宙人と話してるみたい!?
ザビエルは日本語が全然分かりませんでした。アンジローという通訳の人がいましたが、難しい話になると上手く説明できず、まるで宇宙人同士が会話しているみたいでした。
ひまり
『まるで宇宙人と話してるみたい』って、ちょっと笑っちゃった。言葉が通じないって、本当に大変よね。でも、ザビエルさんは日本人の良いところを見つけたのね、すごいわ。
困ったことその2:サウナみたいな暑さにびっくり!
ヨーロッパとは全然違う気候に、体調を崩すことも多かったそうです。特に日本の夏は、まるでサウナに入っているみたいな暑さで、ザビエルはとても驚きました。
困ったことその3:違う文化にとまどう
日本人の生活習慣や考え方が、ヨーロッパとはまったく違っていて戸惑うことばかり。でも、ザビエルは「日本人は本当に礼儀正しい!」「知りたがり屋さんで、いろんなことを熱心に学ぼうとする!」と、日本人の良いところをたくさん見つけました。
ザビエルが日本に残してくれた宝物
ザビエルは約2年間日本に滞在し、たくさんの「宝物」を残してくれました:
- キリスト教という新しい考え方
- 日本で初めて本格的に神様のことを伝えました
- 鹿児島、平戸、山口などでたくさんの人に教えを広めました
- ヨーロッパの文化や科学
- 望遠鏡で星を観察する方法を教えました
- 病気を治す新しい薬の知識も伝えました
- 珍しい時計や地図なども持ってきました
- 手紙で残した日本の様子
- 当時の日本人の生活を詳しく書き残しました
- その手紙は今でも大切な歴史の宝物として残っています
ザビエルから学べる大切なこと
ザビエルの生き方から、私たちも大切なことを学べます:
- やりたいことがあったら、最後まであきらめない
- 困難があっても、夢に向かって進み続けました
- 知らないことにもチャレンジする勇気を持とう
- 誰も行ったことのない場所への旅に挑戦しました
- 違う国の人の良いところを見つけよう
- まるで宝探しみたいに、日本人の良いところをたくさん見つけました
おわりに
1551年、ザビエルは次の目標の中国を目指して日本を去りました。でも残念ながら、中国に入る前の島で病気になってしまい、46歳という若さで亡くなってしまいました。
短い滞在でしたが、ザビエルが日本に与えた影響は、今でもしっかり残っています。例えば、「おてんとうさま」という言葉。これは、ザビエルが伝えた「デウス(神様)」という言葉が、長い時間をかけて変化してできたという説があるんです。
ザビエルの「世界中の人々を幸せにしたい」という夢と、その夢に向かって頑張る姿は、470年以上たった今でも、私たちの心を動かしてくれます。
みなさんも、自分の「やってみたい!」という気持ちを大切にしてくださいね。その夢は、きっと誰かを幸せにする大きな力を持っているはずです。
はると
ザビエル、マジですごい!俺もザビエルみたいに、自分のやりたいことを諦めないで頑張るぞ!まずは、サッカーの練習だ!
ひまり
ザビエルさんのように、知らないことにもチャレンジする勇気、私も持ちたいな。それに、他の人の良いところを見つけるって、素敵なことね。はるとの良いところも、もっと見つけてあげるわ!…まずは、宿題を終わらせるところからかしら?
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