小学生でもわかる!「PayPay(ペイペイ)」

PayPay

はじめに

「ペイペイ♪」

コンビニやスーパー、ドラッグストアのレジに並んでいるとき、前の人がスマートフォンを差し出して、あの軽快で可愛い音が鳴り響いたのを聞いたことはありませんか?

お財布から小銭をジャラジャラ出したり、1000円札を何枚も数えたりすることなく、スマホの画面をピッと見せるだけであっという間にお買い物が終わってしまいます。「えっ、スマホを見せただけなのに、どうしてお金が払えたの?」「あのスマホの中には、いったい何が入っているんだろう?」と不思議に思ったことがある人も多いはずです。

あの可愛い音の正体こそ、いま日本中で大人気のスマートフォン決済サービス「PayPay(ペイペイ)」です!

いまや日本の人口の半分以上、6000万人以上の人たちが使っていると言われるPayPay。今回は、PayPayがどんな仕組みでお金を支払っているのか、バーコードやQRコードに隠された秘密、そして使うときに絶対に知っておきたい安全ルールまで、わかりやすく楽しく解き明かしていきます!

はると
はると
俺、サッカーの練習帰りにコーチがコンビニで「ペイペイ♪」って買い物してるのを見て、すげーかっこいいなって思ってたんだよな!スマホをかざすだけでお会計が終わるなんて、まるで近未来のアイテムだよな!
ひまり
ひまり
ふふ、確かに素早くお買い物ができてスマートよね。でもね、スマホの画面を光らせているだけに見えて、その裏側ではとても賢いコンピュータの仕組みが働いているのよ。

PayPayってどんなもの?スマホがお財布になる仕組み

まず、PayPayがどんなサービスなのかを基本から見ていきましょう。

PayPayは、お札や硬貨といった「現金」を直接使わずに買い物ができる「キャッシュレス決済」という仕組みのひとつです。キャッシュ(お金)がレス(ない)という意味の通り、現金を持っていなくてもお買い物ができる便利な道具です。

でも、「スマホを見せるだけでお買い物ができるなんて、まるでスマホがお金を無限に出してくれる魔法の箱みたい!」と思っていませんか?もちろん、そんな都合のいい魔法ではありません!

PayPayを使うためには、まずスマホの中にあるPayPayのアカウントに、自分のお金を前もって入れておく必要があります。この作業を「チャージ(補充)」と呼びます。

スマホの中にある「デジタルな貯金箱」!
PayPayは、スマホの中に専用の「デジタル貯金箱」を作っているようなものです。あらかじめ銀行口座やコンビニのATMから貯金箱にお金を入れておけば、お店で買い物をしたときに、必要な分だけその貯金箱からピッと代金が支払われる仕組みになっています!

チャージする方法には、いくつかのやり方があります。

  1. 銀行口座からチャージ:おうちの人の銀行口座とつないで、ボタンひとつでお金を移動させる方法です。
  2. コンビニのATMからチャージ:セブン-イレブンやローソンなどのATMに現金を入れて、スマホの画面にお金を移す方法です。
  3. クレジットカードからチャージ:カードを使って後からまとめて支払う方法です。

つまり、PayPayはお金を新しく生み出しているのではなく、「自分のお財布の中にあるお金を、スマホの中にデジタルデータとして引っ越しさせている」だけなのです。あらかじめチャージした金額しか使えないので、使いすぎる心配も少なくて安心ですね。

ところで、お会計のときに必ず鳴る「ペイペイ♪」という可愛い音。あれはただのメロディではなく、ちゃんとした大事な役割があります。

レジの店員さんもお買い物をするお客さんも、あの音を耳で聞くことで「よし、ちゃんとお支払いが完了したな!」とお互いに一瞬で確認できるように工夫されているのです。

はると
はると
なるほど!スマホの中に目に見えない貯金箱があって、そこからお金が引き算されてるってことか!ゲームでアイテムを買うときに、あらかじめ貯めたコインを使うのとよく似てるな!
ひまり
ひまり
そうね!目には見えなくても、おうちの人が一生懸命働いた本物のお金がチャージされているの。だから、ゲームのコインと同じように1円も無駄にせず大切に扱うことが大事なのよ。
レジでスマートフォンを使ってお会計をする様子

どうやって支払うの?ふたつの支払い方とQRコードのひみつ

お店のレジでPayPayを使って支払うとき、実は「2種類の支払い方」があるのを知っていますか?

お店の種類やレジの機械によって、支払い方が少し違います。

画面を見せるだけ「バーコード支払い」
コンビニや大きなスーパー、ドラッグストアで大活躍!
自分のスマホにバーコードを出して、店員さんに「ピッ」と読み取ってもらう!
一瞬でお会計が終わるので、忙しいお店でも行列がスイスイ進む!
自分でカメラで撮る「QRコード支払い」
街の小さなお店、個人経営のカフェ、文房具屋さん、お祭りの屋台などで大活躍!
お店のレジに置いてある四角いQRコードを、自分のスマホカメラでパシャリと読み取る!
高価なレジの機械を買えない小さなお店でも、紙を置くだけですぐに使える!

どちらの方法でも、お買い物のデータが一瞬でPayPayのコンピュータに送られて、あなたのチャージ残高から代金が正しく引かれます。

でも、ここでひとつの大きな疑問が浮かんできますよね。

「どうして白と黒の四角いツブツブ模様(QRコード)をカメラで見るだけで、お金が支払えたことがわかるの?」

実はこのQRコード、日本で生まれた世界的な大発明なのです!1994年に、自動車の部品を作っている「デンソーウェーブ」という日本の会社が開発しました。もともとは工場の中で、膨大な種類の自動車の部品を間違えずに素早く管理するために工夫された仕組みだったのです。

ふだん見かける横長の「バーコード」は、数字をせいぜい十数桁しか記録できません。しかし、四角い「QRコード」は、縦と横の2方向を使って白と黒のドットを並べているため、バーコードの数百倍もの情報(数字やアルファベット、日本語など)をギュッと詰め込むことができます。

QRコードの中には、「ここはどこのお店か」「どのアカウントにいくら送るべきか」という案内データが暗号のようにびっしり書き込まれています。スマホのカメラがその模様を一瞬で読み解くことで、間違いなくそのお店にお金が届くようになっているのです。

はると
はると
学校の近くの駄菓子屋さんでもPayPayが使えるの、ずっと不思議だったんだ!あのおばあちゃんのお店には大きなレジの機械がないのに、紙のQRコードを机に置いておくだけでいいから使えたんだな!
ひまり
ひまり
その通りよ!お店側にとっても大きな設備を買わなくていいから、全国の小さなお店にも一気に広まったのよね。日本の技術が世界中で役立っているなんて誇らしいわね。
スマートフォンのカメラでQRコードを読み取る様子

なぜポイントがもらえるの?PayPayのうれしいメリット

現金でお金を払うと、お釣りとレシートをもらって終わりですよね。

でも、PayPayを使って支払うと、「PayPayポイント」というおまけのポイントがもらえます。「200円につき1ポイント」といったように、お買い物をした金額に応じてポイントが貯まり、貯まったポイントは「1ポイント=1円」として次のお買い物で使うことができます。

ここで、頭のいいみんなならこんな疑問を持つかもしれません。

「お買い物をしただけでお金の一部が戻ってくるなんて、PayPayやお店は損をしちゃわないの?」

Q. 使ったお金がポイントで戻ってくるのはなぜ?
A. お店のレジの手間が省けてお客さんも増えるので、お店もPayPayもお客さんもみんながトクするお礼としてポイントがプレゼントされる仕組みなんだよ!

実はこれ、みんながハッピーになる素敵な仕組みがあるのです。

  1. お店側のメリット:現金でお会計をすると、お札や小銭を数える時間がかかります。釣り銭を間違える心配もありますし、夜にお店を閉めたあと、売上のお金を何時間もかけて数えなければいけません。でもPayPayなら一瞬でお会計が終わり、お金の計算もコンピュータが全自動でやってくれます。レジが早く進めば、たくさんのお客さんに買い物をしてもらえますよね。
  2. PayPay側のメリット:たくさんのお店とお客さんに使ってもらうことで、お店から「決済手数料」という少しのお礼代をもらっています。
  3. お客さんへの還元:お店もPayPayも仕事がスムーズになって助かるので、その「ありがとう」のお礼として、お客さんにポイントをプレゼントしてくれているのです!

さらに、PayPayにはもうひとつ大きな便利な機能があります。それが「送金(わりかん)機能」です。

スマホ同士で、手数料をかけずに1円単位でお金を送り合うことができます。

たとえば、お友達と一緒にサッカーの試合に行く電車代を分け合ったり、遠くに住んでいるおじいちゃんやおばあちゃんから「誕生日のお祝い」や「お年玉」をPayPayでピッとスマホに送ってもらったりすることもできるのです。お札を送るために郵便局へ行かなくても、一瞬で気持ちと一緒に届けられるのはとても便利ですね。

はると
はると
俺、遠くに住んでいるいとことサッカーのゲームソフトを一緒に買うときに、お小遣いを送金し合えたらすげー便利だなと思ったぜ!1円単位でピッタリ分けられるのも気持ちいいよな!
ひまり
ひまり
ふふ、小銭のお釣りがなくて困ることもないものね。でも、簡単に送れちゃうからこそ、本当に送っていいお金なのか、しっかりおうちの人と確認して使うことが大切よ。
お買い物でスマートフォンにポイントが貯まる様子

スマホを落としたら危ない?安全に使うための大切なルール

ここまで便利なことばかり見てきましたが、「もしスマホを落としたり、誰かに盗まれたりしたら、中のお金を勝手に使われちゃうんじゃないの?」と心配になる人もいますよね。

結論から言うと、PayPayには何重もの強力なセキュリティが用意されているため、実は現金のお財布を持ち歩くよりも安全な面がたくさんあります。

現金の入ったお財布を道端に落としてしまったら、誰かに拾われてお金を抜き取られてしまうと取り戻すのはとても大変です。

しかし、PayPayが入ったスマホには、次のような鉄壁の防御システムが備わっています。

  1. 画面のロック機能:指紋認証や顔認証、パスコードを設定しておけば、拾った人はそもそもスマホを開くことすらできません。
  2. アプリの二重ロック:PayPayアプリを開くときにも、もう一度指紋や暗証番号を求められるように設定できます。
  3. 24時間のAIパトロール:PayPayのコンピュータが24時間見張りをしていて、「いつもと全然違う遠くの街で、急に高額な買い物がされた」といった怪しい動きを見つけると、自動でお支払いをストップしてくれます。
  4. 遠隔で止められる:万が一スマホを無くしても、パソコンや電話から「私のPayPayを今すぐ止めてください!」と連絡すれば、遠くから一瞬で利用を停止できます。

さらに、万が一誰かに勝手に使われてしまった場合でも、警察やおうちの人がしっかり手続きをすれば被害にあったお金を返してくれる「補償制度」まで用意されています。

ただし、どんなにシステムが強力でも、使う人自身が油断していたら意味がありません。小学生のみんなが安全に使うための3つの約束を心に留めておきましょう!

STEP 1 スマホに必ず画面ロック(指紋やパスワード)をかける!
自分以外の人が勝手にスマホを触れないように、顔認証や暗証番号を必ず設定しておきましょう。お財布に鍵をかけるのと同じくらい大切です!
STEP 2 パスワードや暗証番号は誰にも教えない!
どんなに仲の良い友達であっても、パスコードや暗証番号は絶対に教えてはいけません。秘密にしておくことがお互いを守ることにつながります。
STEP 3 使いすぎないようにおうちの人とルールを決める!
画面をタップするだけで簡単にお金が払えるからこそ、「今月はいくらまでチャージしていいか」「どんなものを買うときに使っていいか」をおうちの人としっかり相談して約束を決めましょう!
はると
はると
落としても遠隔で止められるし、暗証番号の鍵もかかってるなんて、現金のお財布よりしっかり守られてるんだな!でも、画面をピッと押すだけで買えちゃうから、調子に乗ってお菓子を買いすぎないように注意するぞ!
ひまり
ひまり
えらいわ、はると!お金が見えないデジタルだからこそ、使った金額をアプリの履歴でこまめに確認することが大切ね。賢く使って、便利な社会と仲良くなっていきましょうね!
盾や南京錠のセキュリティで安全に守られるスマートフォン

まとめ

📝 今日のまとめノート
1 PayPayはスマホに表示したコードを使って支払う「キャッシュレス決済」!
2 あらかじめ銀行やATMからチャージした分だけ支払うので安心!
3 バーコードを見せる方法とQRコードを読み取る方法の2種類がある!
4 お買い物をするとポイントが貯まり、家族や友達とお金の送金もできる!
5 指紋認証やAIパトロールで守られているけれど、家族とのルール決めが一番大切!
🖍️ ✏️
はると
はると
お店の「ペイペイ♪」の音の裏側に、こんなにすごいコンピュータの工夫やQRコードの技術が詰まってたなんて知らなかったぜ!今度お母さんがお買い物するとき、どの方法で払ってるかじっくり見てみるぞ!
ひまり
ひまり
ふふ、ぜひ注目してみてね!でも、レジの途中で「あ、バーコード方式だ!」って大声で叫んじゃダメよ?キャッシュレスの仕組みを知ると、世の中のお金の流れがぐっと身近に感じられるはずよ。便利さと安全のバランスを大切にしながら見守っていきましょうね!
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