小学生でもわかる!「地震(じしん)」

小学生でもわかる「地震

はじめに

みんなが今立っているこの地面、実は1秒も休まずに超ゆっくり動き続けているって知っていましたか?

普段はどっしりしていて動かないように見える地面ですが、突然「グラグラッ!」と大きく揺れることがあります。それが「地震」です。

日本は世界の中でも特に地震が多い国で、体に感じる地震だけでも1年間に約2,000回(なんと1日に約5〜6回!)も起きています。

「どうして地面が急に動くの?」 「ニュースで聞く『震度』と『マグニチュード』って何が違うの?」

地震が起きる仕組みと、もしものときに自分の命を守る大切な方法を一緒に学んでいきましょう!

はると
はると
この前グラグラッて揺れたとき、びっくりして思わずサッカーのドリブルで外へ逃げ出そうとしちゃったよ…!
ひまり
ひまり
ちょっとはると!大きな揺れのときに慌てて走ったら転んで大ケガしちゃうよ。まずは頭を守るのが最優先!仕組みを知って落ち着いて行動しようね。

なぜ地面が急に揺れるの?

地面の下深くをのぞいてみると、地球の表面は何枚もの巨大な「岩の板(プレート)」で覆われています。

このプレートは、まるでゆっくり動く巨大なパズルのように、1年に数センチメートルずつ動いています。

海側のプレートが陸側のプレートの下に潜り込むとき、陸側のプレートの先が一緒に引きずり込まれて、だんだんと「歪み(ひずみ)」がたまっていきます。

これは、プラスチックの定規を手でグーッと曲げていく様子とよく似ています。

限界まで曲げられた定規が「パチン!」と勢いよく元に戻るのとお同じように、引きずり込まれた陸側のプレートが跳ね上がるときに、ものすごい衝撃が生まれます。

この衝撃が波となって地面を揺らすのが、地震の正体です。

⚡ 地震が起きる2つの場所
🔥 海で起きるプレート境界地震
  • 海側のプレートに引きずり込まれた陸側のプレートが、限界を迎えて跳ね上がるときに起きる地震です。とても規模が大きく、強い揺れとともに大きな津波を引き起こすことがあります。
🛡️ 陸の足元で起きる直下型地震
  • プレート同士が押し合う力によって、陸地の地下にある岩盤が耐えきれなくなって割れてずれる(活断層)ことで起きる地震です。私たちが住んでいる真下で起きるため、急に突き上げるような激しい揺れが襲います。
はると
はると
定規を手で曲げすぎて怒られたことあるけど、地面の下でもあんな超巨大な「パチン!」が起きてるのか!
ひまり
ひまり
そうなの!日本は4枚もの巨大プレートが押し合っている場所にあるから、世界でも特に地震が多く起きるんだよ。
海側のプレートが沈み込み陸側が跳ね上がって地震が起きる仕組み

震度とマグニチュードって何が違うの?

地震のニュースを見ると、「マグニチュード6.5」「最大震度5強」のように2つの言葉がよく出てきますよね。

この2つは似ているようで、まったく別の意味を持っています。

  • マグニチュード(M):地震そのものの「大きさ(エネルギーの量)」
  • 震度:私たちがいる「その場所での揺れの強さ」

これを分かりやすく理解するために、「部屋の中の電球」を思い浮かべてみましょう!

電球そのものの明るさ(ワット数)が「マグニチュード」です。

そして、電球の真下に行くととても明るく、遠く離れた部屋のすみに行くと薄暗くなりますよね。この「場所ごとの明るさ」が「震度」です。

  • マグニチュード(地震の規模)
    地震1回につき数字は「1つ」だけです。数字が1増えるとエネルギーは約32倍、2増えると約1,000倍にも跳ね上がります!
  • 震度(場所ごとの揺れ)
    震源地に近い場所は震度が大きくなり、遠く離れた場所では小さくなります。日本では「0から7まで」の10段階で表され、最も激しい揺れが「震度7」です(人間が立っていられない限界の激震のため、震度8はありません)。
はると
はると
なるほど!花火のドーンっていう爆発そのものの威力がマグニチュードで、見ている場所での音の大きさ(揺れ)が震度なんだね!
ひまり
ひまり
その通り、ナイスなたとえ!だから同じ地震でも、震源から近い町と遠い町で揺れの強さが全然違ってくるのよ。
電球の明るさと場所ごとの明るさで見るマグニチュードと震度の違い

大きな地震が起きたらどうする?

もし授業中や家にいるときに突然大きな揺れが来たら、慌てずにすぐ行動することが大切です。

世界中で推奨されている防災の基本行動が「シェイクアウト(安全確保行動)」と呼ばれる3つのステップです。

📋 地震が起きた瞬間の命を守る3ステップ
STEP 1 まず低く(DROP)
揺れで倒れてケガをしないように、その場ですばやく姿勢を低くしてしゃがみます。
STEP 2 頭を守る(COVER)
丈夫な机の下にもぐるか、カバンや座布団などで一番大切な頭をしっかり保護します。
STEP 3 動かない(HOLD ON)
机の脚を両手でしっかり握り、揺れがおさまるまでその場でじっと待ちます。

地震で一番危険なのは、上から落ちてくる物や倒れてくる家具にぶつかることです。

外にいるときは看板やブロック塀、ガラス窓からすぐに離れ、広くて安全な場所に移動しましょう。

揺れがおさまった後も、割れたガラスで足を怪我しないようにスリッパや靴を履き、火の元を確認して落ち着いて行動します。

はると
はると
まず低く、頭を守って、動かない!学校の机の下に入ったら、机の脚をしっかり持って体を丸めるのがコツだね!
ひまり
ひまり
さすがはると、安全ルールの素早さはバッチリね!その素早さで今日の宿題もやってくれたら完璧なんだけど?
教室の机の下に潜って頭を守る小学生たちのシェイクアウト訓練

まとめ

📝 今日のまとめノート
・ 地震はプレートの歪みが限界を迎えて跳ね返ることで起きる!
・ マグニチュードは「地震自体の大きさ」、震度は「その場所の揺れの強さ」!
・ 揺れを感じたら「まず低く・頭を守る・動かない」の3ステップで身を守る!
・ 普段から家具の固定や非常持ち出し袋の準備をしておくことが大切!
🖍️ ✏️

地震はいつどこで起きるか正確に予測することはできません。

でも、地震が起きる仕組みを正しく知って、日頃からしっかり備えておけば、自分や大切な人の命を守ることができます。

今日学んだことをぜひ家族やお友達とも話して、おうちの安全チェックをしてみてくださいね!

はると
はると
地震の仕組みも命を守る方法もバッチリわかったよ!帰ったら家族と一緒に非常持ち出し袋を点検してみる!
ひまり
ひまり
素晴らしいね、はると!正しい知識と準備があれば、怖がりすぎずに安心して過ごせるよ!
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