小学生でもわかる!「ローン」

ローン

はじめに

街を歩いていると、広くてかっこいい一軒家や、ピカピカの新しい車をよく見かけるよね。

「あんなに大きなお家、いったいいくらするんだろう?」と考えたことはあるかな?

実は、普通の一戸建てのお家を買うには、3000万円から5000万円くらいのお金が必要なんだ。3000万円って、小学生のお小遣い(月500円だとしたら)で貯めようとすると、なんと5000年もかかってしまうというとんでもない金額だよ!

大人になってお仕事をして、毎月10万円ずつコツコツ貯金したとしても、3000万円を貯めるには25年もかかってしまうんだ。

「えっ、じゃあ大人はみんな、おじいちゃんやおばあちゃんになるまで家を買えないの?」って不思議に思うよね。

でも実際には、若いお父さんやお母さんも、素敵なお家に住んだり車に乗ったりしているはず。一体どうやってそんな大金を払っているんだろう?

その秘密こそが、今回みんなで学ぶ「ローン(loan)」という仕組みなんだ!大人がどうやって夢をかなえているのか、その仕組みを一緒に覗いてみよう!

はると
はると
俺、将来プロサッカー選手になったら庭付きの大きな家を買いたいけど、何千万円も貯めるのって気が遠くなるよな…!
ひまり
ひまり
ふふ、そんなに何十年も待っていたら、子どもの頃の楽しい時間を過ごせないわ。大人は「ローン」という特別な知恵を使って、今すぐ夢をかなえているのよ。

ローンってなに?未来のお金を前借りする仕組み

「ローン(loan)」は、もともと英語で「貸し付ける」「貸す」という意味の言葉だよ。

日本では「お金を借りること」を指すけれど、ただの「借金」とはイメージがちょっと違うんだ。ローンは、世の中でとても役に立っている「信用を使った特別な仕組み」なんだよ。

普段の買い物とローンの違いを比べてみよう。

普段、文房具やお菓子を買うときは、これまでお小遣いやお年玉で貯めてきた「過去から現在のお金」を使って支払うよね。

でもローンはまったく逆なんだ。「未来の自分が働いて稼ぐはずのお金」を、今この瞬間に前借りして使う仕組みなんだよ!

まるで「時間のタイムマシン」!未来のお金をワープさせる仕組み
ローンは、いわば「お金のタイムマシン」です。何十年も先の未来にあるはずのお金を、今の時代にワープさせて使うことができます。「お金が貯まるのをじっと待つ時間」を飛び越えて、今すぐ家族との幸せな暮らしを手に入れられるのが、ローンの最大の特徴なのです!

たとえば、30歳のお父さんが「子どもが小さいうちに、庭のある広い家に住んで一緒に遊びたい!」と思ったとするよね。

もし30年間コツコツ貯金して、60歳になってからようやく家を買ったとしたらどうだろう?子どもはもう大人になって家を出てしまっているかもしれないよね。

だから、「これから30年かけて働いて稼ぐお金」を銀行から先にまとめて借りて、今すぐ家を買って住み始めるんだ。そして、家で楽しく暮らしながら、毎月少しずつ銀行にお金を返していく。

こうして「時間を味方につけて、今しかできない体験や夢をかなえる」のが、ローンの本当の姿なんだよ。

はると
はると
未来の自分から前借りするのか!サッカーの練習でも、先に良いスパイクを手に入れて練習した方が早く上手くなれるのと似てるな!
ひまり
ひまり
そうね!時間を無駄にしない素晴らしい知恵なのよ。でも、未来の自分がちゃんとお金を稼いで返さなきゃいけないから、とても重い責任があるの。
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なぜ「利子」を払うの?ありがとうの手数料

ローンでお金を借りるとき、絶対に知っておかなければならない大切な言葉があるよ。それが「利子」、または「金利」だ。

たとえば、銀行から100万円を借りたとしよう。全部返し終わったとき、返す金額は100万円ちょうどではないんだ。実は、105万円や110万円のように、借りた金額より少し多く返さなければいけない決まりになっているよ。

この、借りたお金に上乗せして余分に支払うお金のことを「利子」と呼ぶんだ。

「えーっ!多く返さなきゃいけないなんて、なんだか損している気がする!」と思った人もいるかもしれないね。

でも、銀行だってボランティアでお金を貸しているわけではないんだ。なぜ利子を払う必要があるのか、それには2つの納得の理由があるよ。

  1. 「ありがとう」の手数料:
    銀行は、たくさんの人から預かった大切なお金を金庫で安全に管理しているよ。その中から「家を買いたい」という人に大金を貸し出すという大切なお仕事をしているんだ。今すぐ家を買わせてくれた銀行への「サービス料」として利子を払うんだね。
  2. 「時間のリスク」を引き受ける代金:
    30年という長い年月の間には、病気になってお仕事ができなくなったり、会社が倒産したりする危険(リスク)があるよね。もし返してもらえなくなったら、銀行は大損をしてしまう。そんな危険を背負って貸してくれたことへの「保険代」でもあるんだ。

ここで、「現金で貯めてから買う」のと「ローンですぐ買う」のを比べてみよう!

現金でコツコツ貯めてから買う
利子を1円も払わなくていいから、合計で支払うお金は一番安くておトク!
でも、お金が貯まるまで何年も何十年も待たなければいけない。
ローンですぐ買って少しずつ返す
今すぐ欲しい家や車が手に入って、家族との大切な時間をすぐに楽しめる!
でも、利子(手数料)を上乗せして返すので、合計の支払い金額は高くなる。

現金でコツコツ貯めるのも堅実で素晴らしいけれど、何十年もの「かけがえのない時間」を今すぐ手に入れるために、納得して利子を払うのがローンの考え方なんだね。

はると
はると
利子ってただ取られるんじゃなくて、30年もの時間を今すぐ手に入れるための手数料だったのか!それなら納得だな!
ひまり
ひまり
ふふ、時間は誰にも巻き戻せない宝物だからね。利子を払ってでも今手に入れる価値があるのかをしっかり考えるのが、大人の知恵なのよ。
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ローンにはどんな種類があるの?家や車も買える?

ローンには、使う目的によっていくつかの種類があるよ。大人の世界でよく使われている代表的なローンを紹介するね!

  1. 住宅ローン:
    家族で住む一戸建てやマンションを買うためのローンだよ。数千万円というとても大きなお金を借りて、30年〜35年という長い年月をかけて少しずつ返していくんだ。大人が利用するローンの中で、一番大きくて有名なものだよ。
  2. マイカーローン(自動車ローン):
    お仕事や家族のお出かけに使う車を買うためのローンだよ。数百万円を借りて、3年〜7年くらいかけて返すのが一般的だね。
  3. 教育ローン:
    高校や大学に進学するための学費や、勉強に必要な費用を借りるローンだよ。子どもの「勉強したい!夢をかなえたい!」という気持ちを応援してくれる頼もしいローンなんだ。
  4. クレジットカードの分割払い:
    みんなのお家の人も使っているクレジットカード。たとえば10万円のパソコンを買うときに、「10回に分けて毎月1万円ずつ払います」とするのも、実は短い期間のローンの仲間なんだよ。

では、実際にローンを利用するときはどんな流れになるのかな?4つのステップで見てみよう!

STEP 1 銀行に相談して「審査」を受ける!
銀行に行って「これくらいのお金を貸してください」と申し込むよ。銀行は「この人はちゃんとお仕事をしていて、最後まで返してくれる人かな?」と厳しく調べるんだ。これを「審査」というよ。
STEP 2 お金を借りて家や車を買う!
審査に合格したら、銀行とお金を借りる約束(契約)を結ぶよ!これで念願のマイホームや新しい車をすぐに手に入れることができるんだ。
STEP 3 毎月のお給料から少しずつ返す!
お父さんやお母さんがお仕事をして稼いだお給料から、毎月決まった日に決まった金額を銀行に返していくよ。利子も一緒にコツコツ返済するんだ。
STEP 4 全部返し終わったら「完済」!
長い年月をかけて最後の1円まで返し終わることを「完済」というよ!これで家や車は、正真正銘、完全に自分のものになるんだ!
はると
はると
35年も返し続けるなんて、俺が生まれてから今までの3倍以上じゃん!大人ってすげー覚悟を持って家を買ってるんだな…!
ひまり
ひまり
そうよ。毎日お仕事に行ってローンを返し続けてくれているお父さんやお母さんには、本当に感謝しなくちゃいけないわね。
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借りる前に知っておこう!ローンを使う大切な約束

ここまで読むと、「ローンってすごく便利じゃん!欲しいものがあったら何でもローンで買えばいいじゃん!」と思うかもしれないね。

でも、ちょっと待って!ローンはいつでもお金が湧き出る打ち出の小槌ではないんだ。使い方を間違えると、生活が苦しくなって大変なことになってしまうよ。

銀行がお金を貸してくれるのは、その人に「信用(クレジット)」があるからなんだよ。

信用とは、「この人は嘘をつかず、約束した日までに必ずお金を返してくれる」という信頼のこと。もし毎月の返済が遅れたり、お金を返せなくなったりすると、信用を失って家や車を取り上げられてしまうこともあるんだ。

ローンと上手に付き合うための「3つの鉄則」をしっかり覚えておこう!

ローンと上手に付き合う「3つの鉄則」
1無理のない返済計画を立てる:毎月のお給料からご飯代や電気代を引いて、本当に無理なく返せる金額だけを借りること。
2約束の日を絶対に守る:「うっかり忘れちゃった」は通用しないよ!約束を守り続けることで、大人としての「信用」が育っていくんだ。
3普段のお買い物では安易に使わない:ゲームやお菓子、洋服などは、コツコツお小遣いを貯めて買うのが基本。本当に必要な人生の大きな買い物のときだけ使うこと!

「未来の自分」に無理な借金を背負わせて苦しめないよう、計画的に使うことが何よりも大切なんだね。

はると
はると
友達との約束を守るのと同じだな!信用があるからこそ、大きな夢を応援してもらえるんだ。
ひまり
ひまり
その通りよ!はるとも、借りたサッカー雑誌を約束の日までに返すところから、信用のトレーニングを始めなきゃね!
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まとめ

📝 今日のまとめノート
1 ローンは「未来の自分」からお金を前借りして、今すぐ大きな夢をかなえる仕組み!
2 利子は、お金を貸してくれた銀行への「ありがとうの手数料」と「時間のリスク」の代金!
3 家や車など大きな買い物で活躍するけれど、利用するには大人としての「信用」が不可欠!
🖍️ ✏️
はると
はると
ローンってただの借金じゃなくて、未来の自分を信じて時間を味方にするすごい知恵だったんだな!俺もまずは宿題の提出期限をしっかり守って、みんなからの信用をコツコツ貯めるぜ!
ひまり
ひまり
ふふ、その心がけが一番大切よ!お金も信用も、日々の小さな約束を守る積み重ねから生まれるもの。素敵な大人になれるように、今できることを頑張りましょうね!
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