はると
ひまり
「立春」って何?
みなさん、こんにちは!今日は特別な日、それは「立春」です。立春とは何でしょうか?それは、毎年2月3日か4日ごろに訪れる、二十四節気の最初の日を指します。二十四節気とは、一年を24等分した季節の区切りのことを言います。立春は、この24の節気の最初で、「冬が極まり春の気配が立ち始める日」とされています。つまり、立春が訪れると、それは春の始まりを告げるものなのです。
はると
春の始まりのことなんだな!でも2月って春だっけ?
立春と季節の変化
立春が来ると、それは春の始まりを意味します。昼夜の長さを基準に季節を区分する場合、立春から立夏の前日までが春となります。しかし、日本は海に囲まれているため、立春を過ぎてもまだ寒さが続くことがあります。
だからと言って、春の訪れを感じることはできますよ。空気の匂いや、鳥の声、花のつぼみなど、自然は少しずつ春に向かって変わっていきます。立春の日には、外に出てみて、その変化を感じてみてください。
ひまり
まだちょっと寒いけど、春は始まってるのね。
立春と文化
立春は、日本の文化にも深く関わっています。立春から春分の間に、その年に初めて吹く南寄りの強い風を「春一番」と呼びます。春一番は、春の訪れを告げる風として、人々に喜びをもたらします。また、桜の開花時期は、立春からの最高気温の合計が540℃という概算法があるとされています。これは、桜の花が開くためには一定の暖かさが必要で、その目安となる温度が540℃とされているからです。
立春の前日は一般的に節分とされ、立春の早朝、禅寺では門に「立春大吉」と書いた紙を貼る習慣があります。これは、新しい春の訪れを祝う意味があります。また、中国では立春の日に春餅(チュンビン)を食べる習慣があります。これは、新しい年の始まりを祝い、豊かな一年を願うための行事です。
立春の楽しみ方
立春は、新しい季節の始まりを感じ、自然と共に過ごす絶好の機会です。立春の日には、公園や庭で春の訪れを感じる散歩をするのはいかがでしょうか?また、春一番を聞くために、風の音に耳を傾けるのも楽しいですね。
立春を祝うためには、自宅で春餅を作ってみるのも良いでしょう。また、節分の豆まきをして、新しい春を迎える準備をするのも良いですね。
以上、立春についてのお話でした。新しい季節の訪れを感じる立春の日を、みなさんも楽しんで過ごしてくださいね。次回もお楽しみに!
はると
ひまり