こんにちは、みんな!「大阪・関西万博」って聞いたことあるかな?
「なんだか難しそう…」「テレビで見たけど、よくわからなかった」と思った人も大丈夫!今日はみんなにもわかりやすく説明するね。
実は、万博というのは世界中の国や会社が集まる、とってもスゴイ!巨大なイベントなんだ。オリンピックやサッカーのワールドカップみたいに、世界中の人が注目する大きな催し物だよ。それが2025年に、日本の大阪で開かれるんだね。
この記事を読めば、「万博って何?」「何が見られるの?」「どうして大切なの?」といった疑問がスッキリ解決するよ!一緒に未来をのぞいてみよう!

はると
大阪・関西万博かぁ!テレビで見たけど、サッカーワールドカップみたいに世界中の人が来るってマジですごいよな!

ひまり
そうなのよ。私、看護師さんになりたいから、未来の医療が見られるかもしれないって思うと今から楽しみ!
万博って何?世界がワクワクする未来ショーケース!
まず、「万博」というのは、正式には「国際博覧会」というとても長い名前なんだ。みんなが言いやすいように「万博」と短く呼んでいるよ。
万博の中身って何だと思う?簡単に言うと、「世界中の国や会社が、自分たちの『すごい!』と思うものを持ち寄る大きなお祭り」なんだ。新しい技術や、未来のアイデア、各国のユニークな文化など、様々なものが一度に見られるスペシャルなイベントだよ。
実は、私たちの生活の中でよく見かけるものの中には、昔の万博で初めて紹介されたものもたくさんあるんだよ。例えば:
- 動く歩道:空港や大きな駅で見かける動く歩道は、1970年の大阪万博で実用化されたんだ。
- ファミリーレストラン:みんながよく行くファミレスは、実は1970年の大阪万博がきっかけで日本に広まったんだって。
- スマートフォンの元になる技術:今ではあたりまえのタッチパネルやワイヤレス通信などの技術も、過去の万博で紹介されてきたんだよ。
万博は、「こんな未来が来るかも!」というものを先取りして見せてくれる場所なんだ。みんなが大人になったときの世界のヒントがたくさん詰まっているんだよ。
2025年「大阪・関西万博」のテーマは?未来の希望を描く大きな絵
さて、いよいよ2025年の大阪・関西万博の話だよ。この万博には、大事なテーマがあるんだ。それは…
「いのち輝く未来社会のデザイン」
ん?何だか難しそうな言葉だね。一つずつ見ていこう!
- 「いのち」これは人間だけじゃなくて、動物、植物、そして地球全体のいのちのこと。私たちは皆つながっているんだね。
- 「輝く」これは元気で、幸せで、イキイキとしている状態のこと。顔がニコニコしているような感じかな。
- 「未来社会のデザイン」これは、これからの世界をどんな風に良くしていくか、みんなで考えて、形にしていくこと。「デザイン」というのは、絵を描くだけじゃなく、「計画する」という意味もあるんだよ。
だから簡単に言うと、「人も動物も植物も地球も、みんなが幸せになれる未来の世界を、一緒に考えていこう!」ということなんだ。
「どうすれば、みんなが健康で幸せになれるのかな?」「どうすれば、環境問題を解決できるのかな?」「どうすれば、食べ物に困る人がいなくなるのかな?」そんな大切な問いに対する答えを、世界中の人たちが持ち寄るんだ。
君はどんな未来に住みたい?ちょっと考えてみて!
いつ、どこで、何が見られるの?未来への窓を開ける6ヶ月間
「よーし、行ってみたい!」と思った人のために、大事な情報をまとめるね!
- いつ?
2025年4月13日(日曜日)から10月13日(月曜日・祝日)までの約6ヶ月間だよ。次の夏休みには開催中だね!
- どこで?
大阪の「夢洲」という場所で開かれるよ。ここは海を埋め立てて作られた人工の島なんだ。「ゆめしま」って名前もワクワクするね!
- 参加するのは?
なんと世界の約160の国や地域、そしてたくさんの企業(会社)や団体が集まるよ。世界中から何百万人もの人たちが大阪にやってくるんだって!
じゃあ、会場では何が見られるの?
一番の目玉は「パビリオン」と呼ばれる特別な展示館だよ。パビリオンというのは、参加する国や会社が作る建物のこと。中に入ると、それぞれの国や会社が考える「未来」を体験できるんだ。
例えば、こんな体験ができるかもしれないよ:
- 未来の乗り物体験:空飛ぶクルマが実際に会場の上を飛んだり、自動運転のバスに乗れたりするかも。「あれ、ハンドルを握っている人がいない!」なんてビックリするよね。
- ロボットとの対話:人間みたいに会話できるロボットや、お年寄りや体の不自由な人をお手伝いするロボットと実際に話したり触れ合ったりできるかもしれないよ。「この前の算数の宿題、難しくてね…」なんて相談してみる?
- 未来の医療体験:自分の体の中をVR(仮想現実)で見られたり、遺伝子を調べて将来なりやすい病気を教えてくれたりするハイテク医療を体験できるかも。「ぼくの体の中、こんな風になってるんだ!」とビックリするかも。
- 未来の食べ物試食:環境に優しい新しい食材で作った料理を試食できるかも。例えば、実験室で作られたお肉(培養肉)や、昆虫から作られたタンパク源など、初めて見る食べ物との出会いがあるかも。「え、これ本当にお肉じゃないの?でも美味しい!」って驚くかもね。
- バーチャル世界の体験:自分の分身(アバター)を使って、会場内を歩き回ったり、世界中の人とつながったりする体験ができるかも。自分の姿をそのまま3D化して、友達と一緒にバーチャル世界で遊べるなんて、ゲームみたいでワクワクするね!
- 地球を救う技術の展示:海のプラスチックごみを減らす方法や、CO2(二酸化炭素)を減らす新しい技術など、地球環境を守るための最新の取り組みを知ることができるよ。「こんな方法があったんだ!」と新しい発見があるかも。
建物自体も未来的でカッコいいデザインになっているよ。特に会場全体を囲む巨大な木造の屋根「リング」は、上から見るとドーナツのような形で、とても目立つんだって。万博のシンボルになりそうだね!
リングが特徴的な会場
万博の顔!不思議生物「ミャクミャク」ってどんなキャラクター?
大阪・関西万博には、かわいい公式キャラクターがいるよ。その名も「ミャクミャク」!
ミャクミャク
赤と青の体を持つ、ちょっと変わった形のキャラクターなんだ。形がコロコロ変わって、いろんな姿になれるんだよ。
ミャクミャクの赤い部分は「細胞(さいぼう)」を表しているんだ。細胞というのは、人間や動物、植物など、すべての生き物の体を作っている、とても小さな部品のこと。目には見えないくらい小さいけど、とっても大切なものなんだよ。
青い部分は「清い水」を表しているんだって。水は、すべての「いのち」にとって欠かせないものだよね。
ミャクミャクは、万博のテーマである「いのち」を象徴しているんだ。いろんな形に変わることで、「いのちはいろんな形があって、みんなつながっている」ということを表しているんだって。
会場では、大きなミャクミャクのモニュメントや、ミャクミャクグッズなどを見かけることになるかもしれないね。「あっ、ミャクミャクだ!」って見つけられるかな?

はると
おいおい、ミャクミャクって何だよ!形がコロコロ変わるとか、俺の苦手なパクチーみたいにどんどん姿を変えるのかよ!

ひまり
もう、はるとったら。パクチーは形を変えないでしょ。でも面白いよね、細胞と水を表してるなんて。生物の勉強にもつながりそう。あっ、そう言えば前回教えた理科のテスト、どうだった?
どうして大阪・関西で開くの?笑いと歴史の街が世界を迎える
「なんで世界中のどこでもなく、大阪で万博をやるの?」って思った?
大阪は、昔から日本の商業(ものを売り買いすること)の中心地として栄えてきた街なんだ。「天下の台所」と呼ばれて、全国のおいしいものが集まる場所だったんだよ。
また、大阪を含む関西地方には、京都や奈良といった歴史ある街がたくさんあって、日本の伝統や文化を世界に紹介するのにぴったりの場所なんだよ。
実は大阪では、もう一度万博が開かれるのは今回が初めてじゃないんだ。1970年(今から50年以上前)にも大阪で万博が開かれたことがあるんだよ。その時は「太陽の塔」という、ユニークな顔がついた大きな塔がシンボルだった。今でも大阪の万博記念公園で見ることができるよ。
太陽の塔
おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さんの中には、子どもの頃に行った人もいるかもしれないね。「あの時はすごかったよ!」って話を聞いたことがある人もいるんじゃないかな?
大阪の人たちは笑いが大好きで、おもてなしの心も温かい。そんな大阪の人たちが、世界中からのお客さんを笑顔で迎えてくれるんだろうね。
小学生の私たちにどんな関係があるの?未来を生きる主役はキミたち!
「万博ってすごそうだけど、小学生の私たちには関係あるのかな?」って思うかもしれないね。でも、とっても大きな関係があるんだよ!
- 未来を先取り体験!
万博で見られる技術やアイデアは、みんなが大人になる頃に広がっているものばかり。未来の社会がどんな風になるのか、先に知ることができるチャンスなんだ。「こんな未来が来るんだ!」って想像するとワクワクするよね。
- 世界の文化を体験!
世界中の国々の展示を見ることで、いろんな国の文化や考え方を知ることができるよ。教科書や映像で見るのとは違う、リアルな体験ができるんだ。「へぇ、この国ではこんな暮らしをしているんだ!」と新しい発見があるはず。
- 学校の勉強がもっと楽しくなる!
万博には、理科(科学技術、環境)、社会(世界地理、国際関係)、図工(デザイン、建築)、道徳(いのちの大切さ、協力)など、学校で習うこととつながるテーマがいっぱい。万博で見たことが、学校の勉強をより深く、面白くしてくれるよ。「あっ、これ万博で見たやつだ!」って思える瞬間があるかも。
- SDGsを体感できる!
「SDGs(エスディージーズ)」って聞いたことあるかな?「持続可能な開発目標」のことで、世界中の人々が2030年までに達成したい17個の目標のことだよ。例えば「貧困をなくそう」「海の豊かさを守ろう」「質の高い教育をみんなに」などがあるよ。
大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」は、このSDGsと深く関わっているんだ。万博に行けば、世界中の人たちがSDGsの目標を達成するためにどんな工夫をしているか、実際に見て、触れて、体験できるよ。「環境を守るって、具体的にはこういうことなんだ!」と分かるようになるかも。
- 将来の夢のヒントが見つかる!
万博では、科学者、エンジニア、デザイナー、料理人など、いろんな職業の人たちの最先端の仕事を見ることができるよ。「こんな仕事があるんだ!」「私もこんなことをしてみたい!」と、将来の夢につながるかもしれないね。
みんなは万博でどんなことを見てみたい?何か興味のあることはあるかな?
行けない人も大丈夫!バーチャル万博で自宅から参加!
「大阪は遠くて行けないかも…」「チケットが取れるかな…」と心配している人も安心してね。今回の万博では、インターネット上の仮想空間に作られた「バーチャル万博」も体験できるようになる予定なんだ。
パソコンやタブレットを使って、家にいながら万博の雰囲気を味わったり、特別な展示を見たり、自分のアバター(分身)を使って他の人と交流したりすることができるよ。
「リアルな万博」に行った人が体験できないようなことも、バーチャル万博なら体験できるかもしれないね。例えば、空を飛んで会場を上から見渡したり、普通なら入れない場所に入ってみたり…。
これも新しい技術の一つだね。もしかしたら学校の授業でも、みんなで「バーチャル万博ツアー」なんていうのが行われるかもしれないよ!
まとめ:未来を創るのはキミたち!
大阪・関西万博は、ただ面白いものを見るイベントではなく、私たちの「未来への窓」なんだ。
世界中の人々の知恵や工夫、そして「より良い未来を作りたい!」という思いが集まる、特別な場所になるよ。
会場を歩けば、きっとたくさんの「わあ、すごい!」や「へぇー、そうなんだ!」という感動に出会えるはず。そして、「未来はこんな風になるのかも!」「私も何か役に立ちたい!」と思えるキッカケがきっとあるよ。
君たち小学生は、これからの未来を作っていく主役なんだ。万博で見つけたアイデアやひらめきが、未来の世界をもっと良くするヒントになるかもしれないね。
「どんなパビリオンに行きたいかな?」「何を見たいかな?」と、今から考えてみると楽しいよ。お家の人や友達と話し合ってみてね。
もっと詳しく知りたい人は、お家の人と一緒に「大阪・関西万博」の公式ウェブサイトを見てみると良いよ。最新情報が載っているから、開催が近づくにつれてどんどん情報が増えていくはずだよ。
2025年、みんなで見る未来はどんな姿かな?それを一緒に確かめる日を楽しみにしているよ!

はると
やっぱ行きてぇ!特に未来の食べ物試食!実験室で作ったお肉とか食べてみたいぜ。ひまりは昆虫食に挑戦する?内臓系の食べ物より平気かもよ!

ひまり
もう、はると!わざとらしい!私が内臓系苦手なの知ってて言ってるでしょ。でも…確かに昆虫食の方がまだ挑戦できるかも。それより、さっきから気になってたんだけど、ミャクミャクとパクチーを比べるなんて、はるとはそんなに『形が変わるもの』が苦手だったの?
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