ゲームクリエイターってどんな人?
ゲームクリエイターとは、ゲームを作る人のことです。でも、ゲーム作りはたった一人でするものではありません。たくさんの人たちが協力して一つのゲームを作ります。
例えば、大好きな「マインクラフト」や「スプラトゥーン」、「あつまれ どうぶつの森」などのゲームも、何十人、何百人ものゲームクリエイターが力を合わせて作っているんですよ。

はると
おー!ゲームクリエイターの記事じゃん! 俺、絶対ゲームクリエイターになる!

ひまり
はるとったら、またすぐそういうこと言うんだから。…でも、ちょっと面白そうね。どれどれ…
ゲーム作りに関わる主な人たちを紹介します:
- ゲームデザイナー:ゲームのルールやシステムなど、ゲームの「遊び方」を考える人
- プログラマー:コンピューターにゲームを動かす命令を出す人
- グラフィックデザイナー:ゲームの中のキャラクターや背景などの絵を描く人
- サウンドクリエイター:ゲームの音楽や効果音を作る人
- シナリオライター:ゲームのストーリーやセリフを書く人
- ゲームプロデューサー:ゲーム制作全体の責任者
みんなが協力し合って、一つのゲームを完成させていくんです。これって、学校の文化祭で出し物を作るときみたいですね。あの子は絵が得意、この子は音楽が得意、と役割分担しながら一つのものを作り上げていくイメージです。
ゲームクリエイターは何をしているの?
ゲームクリエイターの仕事は、どんな感じなのでしょうか?ゲームを作る工程を順番に見ていきましょう。
1.アイデアを出す
まず最初に、「どんなゲームを作るか」というアイデア出しをします。例えば「サッカーゲームを作ろう」「料理を作るゲームはどうだろう」など、いろんなアイデアを出し合います。
任天堂の「スーパーマリオ」シリーズを作った宮本茂さんは、子どものころの遊び場だった山や洞窟をイメージしてマリオを作ったそうです。あなたの身近な体験も、いつかゲームのアイデアになるかもしれませんね!
2.企画書・設計図を作る
アイデアが決まったら、それをしっかりとした「企画書」にまとめます。企画書には、ゲームのルール、登場するキャラクター、ゲームの進め方などを詳しく書きます。
これは、家を建てる前に設計図を作るのと似ています。「このゲームをクリアするにはどうすればいいのか」「どんな操作をするのか」などを決めていくんです。
3.ゲームを作る
企画書ができたら、いよいよゲーム作りの本番です!
プログラマーは、コンピューターに命令を出すためのプログラミング言語を使って、ゲームのシステムを作ります。例えば「ボタンを押したらキャラクターがジャンプする」「敵に当たるとライフが減る」など、ゲームの動きを命令文で書いていきます。
実は皆さんが学校でプログラミングを学んでいるのも、こういった仕事につながるんですよ!
グラフィックデザイナーは、ゲームに出てくるキャラクターや背景などの絵を描きます。最初は紙に鉛筆で描くこともあれば、最初からコンピューターで描くこともあります。有名なポケモンのキャラクターも、最初は紙に描かれたスケッチから生まれたんですよ。
サウンドクリエイターは、ゲームの音楽や効果音を作ります。例えば「マリオがコインを取ったときのキラン♪という音」や「ステージのBGM」などです。音楽があるかないかで、ゲームの面白さは全然変わってきます!
シナリオライターは、ゲームのストーリーやキャラクターのセリフを書きます。「このキャラクターはどんな性格か」「ゲームの世界ではどんな出来事が起こるのか」などを考えるのが仕事です。
4.テストプレイをする
ゲームがある程度できあがったら、実際に遊んでみて問題がないかチェックします。これを「テストプレイ」と言います。
テストプレイでは「バグ」というプログラムの不具合を見つけることが大切です。バグとは例えば、「キャラクターが壁をすり抜けてしまう」「画面が真っ黒になってゲームが進まなくなる」などの問題点のことです。

はると
テストプレイって、バグを見つけるんだって! バグって、なんか虫みたいで嫌だな! 俺が全部やっつけてやる!

ひまり
はると、落ち着いて。バグは虫じゃないわよ。プログラムの間違いのこと。…でも、間違いを見つけて直すのは、編み物の目を間違えたときに似てるかも。私もよくほどいてやり直すわ。
あなたが遊んでいるゲームも、発売される前にたくさんの人がテストプレイをして、バグを直したからこそ、楽しく遊べるようになっているんですよ。
5.ゲームを発売する
テストプレイを繰り返して、問題点を修正したら、いよいよゲームの完成!お店やダウンロードサイトで販売します。ゲームクリエイターにとって、自分が作ったゲームを多くの人が遊んでくれることが一番の喜びなんです。
ゲームを作るのにかかる時間は、簡単なスマホゲームなら数ヶ月、大きなゲームだと3〜5年くらいかかることもあります。「あつまれ どうぶつの森」は、約8年もの時間をかけて開発されたんですよ!
どうすればゲームクリエイターになれるの?
ゲームクリエイターになるには、いろいろな方法があります。
1.専門学校や大学で勉強する
ゲーム制作について学べる専門学校や大学があります。プログラミングやグラフィックデザイン、音楽などの専門知識を学ぶことができます。
日本には、「東京ゲームデザイナー学院」や「HAL東京」など、ゲームを専門的に学べる学校がたくさんあります。大学でも、「東京工科大学」や「デジタルハリウッド大学」などでゲーム制作について学ぶことができます。
2.自分でゲームを作ってみる
最近は、特別な知識がなくても使えるゲーム制作ツールがたくさんあります。「Scratch(スクラッチ)」や「RPGツクール」などは、小学生でも使えるゲーム作りのソフトです。
まずは自分でゲームを作ってみるのも良い方法です。最初は簡単なゲームから始めて、だんだん複雑なゲームに挑戦していくといいでしょう。学校でプログラミングを習っていれば、その知識を活かしてゲームを作ることもできますよ。
Scratch
3.ゲーム会社に入る
ゲーム会社には、任天堂やスクウェア・エニックス、カプコンなど、有名な会社がたくさんあります。こういった会社に入るには、プログラミングの技術やデザインの技術などが必要になります。
最初は簡単な仕事から始めて、経験を積みながらスキルを磨いていくことが大切です。
ゲームクリエイターに必要なもの
- ゲームが好きであること:自分が好きではないものを作るのは難しいですよね。いろいろなゲームを遊んで、「このゲームのどこが面白いのか」を考えることが大切です。
- アイデアを出す力:「こんなゲームがあったら面白いな」と考える力は、ゲームクリエイターにとって重要です。普段から「もしも〇〇だったら?」と想像してみましょう。
- 考える力・問題解決能力:ゲーム作りでは、いろいろな問題が起きます。「このキャラクターはどうやって動かすか」「このステージをどうすれば面白くなるか」など、問題を解決する力が必要です。
- コミュニケーション能力:ゲーム作りはチームワークが大切。自分の考えをうまく伝えたり、他の人の意見を聞いたりする力が必要です。
- 根気強さ:ゲームを完成させるには時間がかかります。途中で投げ出さずに、最後まで頑張り続ける根気強さが大切です。
- 常に学び続ける姿勢:ゲーム技術は日々進化しています。新しい技術を学び続ける姿勢が必要です。
ゲームクリエイターの大変なところとやりがい
ゲームクリエイターの仕事には、大変なことがたくさんあります。
例えば、ゲームを作る途中で予定が変わることがあります。「このキャラクターを別のデザインに変えてほしい」と言われたり、「このステージは面白くないから作り直してほしい」と言われたりすることも。
また、ゲームの発売日が決まっていると、その日に間に合わせるために、夜遅くまで仕事をすることもあります。これを「クランチ」と呼びます。
でも、その分やりがいも大きいんです!
- 自分のアイデアが形になる喜び:「こんなゲームがあったらいいな」と思ったアイデアが、実際のゲームになる喜びはとても大きいです。
- たくさんの人に遊んでもらえる喜び:自分が作ったゲームを、世界中の人が遊んでくれるのは本当に嬉しいことです。
- チームで一つのものを作り上げる達成感:一人ではなく、チームで協力して一つのゲームを完成させる達成感は格別です。
身近なもので例えてみよう!
ゲーム作りを、お菓子作りに例えてみましょう。
- ゲームデザイナー:お菓子のレシピを考える人。「どんな味にするか」「どんな形にするか」を決めます。
- プログラマー:レシピに従って材料を混ぜたり、オーブンで焼いたりする人。正確な温度や時間を守ることが大切です。
- グラフィックデザイナー:お菓子の見た目を美しく飾り付ける人。チョコレートでデコレーションしたり、いちごを飾ったりします。
- サウンドクリエイター:お菓子を食べるときのBGMや、「パリッ」「サクッ」といった食感の音を担当する人。
- シナリオライター:お菓子にまつわるストーリーを考える人。「このケーキは王子様のために作られた特別なケーキです」といった物語を作ります。
- ゲームプロデューサー:お菓子作り全体の責任者。材料の調達やスケジュール管理、完成したお菓子の宣伝なども行います。
みんなが協力して美味しいお菓子を作るように、ゲームも多くの人が協力して作り上げているんですね。
有名なゲームクリエイター
日本には、世界的に有名なゲームクリエイターがたくさんいます。
宮本茂さん(任天堂):「スーパーマリオ」や「ゼルダの伝説」シリーズを生み出した伝説のゲームデザイナーです。小さいころの遊び場だった山や洞窟の体験が、マリオやゼルダの世界に活かされています。
桜井政博さん(ソラ):「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズなどを手がけたゲームデザイナーです。様々なゲームのキャラクターが集まって戦うという画期的なアイデアが人気を集めました。
小島秀夫さん(コジマプロダクション):「メタルギアソリッド」シリーズなどを生み出したゲームデザイナー。映画のような演出が特徴的なゲームを作っています。
彼らは、子どものころからゲームが大好きだったそうです。みなさんの中にも、未来の有名ゲームクリエイターがいるかもしれませんね!
まとめ
ゲームクリエイターは、私たちが楽しむゲームを作り出す素敵な仕事です。プログラマー、グラフィックデザイナー、サウンドクリエイターなど、様々な専門家がチームとなって一つのゲームを作り上げています。
ゲームクリエイターになるには、ゲームが好きであることはもちろん、アイデアを出す力や問題解決能力、コミュニケーション能力などが必要です。専門学校や大学で学んだり、自分でゲームを作ったりして、少しずつスキルを身につけていくことが大切です。
ゲーム作りは大変なこともありますが、自分のアイデアが形になる喜びや、たくさんの人に遊んでもらえる喜びなど、やりがいも大きい仕事です。

はると
ゲームクリエイターって、すっげー大変だけど、めっちゃ楽しそう! 俺、サッカーゲーム作って、ひまりにテストプレイしてもらうんだ!

ひまり
ええ、もちろん! はるとのゲーム、楽しみにしてるわ。…でも、バグはちゃんと自分で見つけてよね? 私、虫は苦手なんだから。
もしかしたら、この記事を読んでいるあなたが、未来の有名ゲームクリエイターになるかもしれませんね。あなたが作るゲームで、世界中の人々が笑顔になる日が来ることを楽しみにしています!
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