小学生でもわかる!「太陽系(たいようけい)」

太陽系

はじめに

実は私たち、毎日「時速約10万キロ(新幹線の300倍以上!)」というとんでもないスピードで宇宙を移動しているのを知っていますか?

私たちがくらしている地球をはじめ、たくさんの星たちが太陽を中心にひとつの大きなグループを作って宇宙をめぐっています。地球が太陽のまわりを回るスピードは秒速約30km。私たちは今この瞬間も、宇宙の超特急に乗って太陽のまわりを猛スピードで回っているのです。

この太陽を中心とした星の大家族のことを「太陽系」とよびます。

太陽系にはいったいどんな星があって、どんなふうに動いているのでしょうか?ワクワクする宇宙の不思議を一緒にのぞいてみましょう!

はると
はると

時速10万キロ!?俺たち今ものすごいスピードで宇宙をドライブしているんだね!太陽系にどんな星たちがいるのか早く知りたいな!

ひまり
ひまり

太陽を中心に個性ゆたかな星たちが集まっているのよ。まずは太陽系の基本から見ていきましょう!

太陽系ってどんな世界?

太陽系の一番のボスは、中心で燃えさかる巨大な星「太陽」です。太陽は太陽系全体の重さのなんと約99.8%をしめています。

もし太陽系全体の重さを1000gの大きなケーキにたとえると、太陽だけで998g!地球や木星などすべての惑星をぜんぶ合わせても、たった2g(イチゴのかけら程度)にしかなりません。この圧倒的なパワーと「重力(引っぱる力)」で、周りの星たちをまとめています。

太陽の周りを決まったルートでぐるぐると回っている大きな星のことを「惑星」といい、全部で8つあります。

太陽に近い順番から並べると、次のようになります。

  • 水星:太陽に一番近くて、昼はとても熱く夜はとても寒い星
  • 金星:分厚い雲に包まれていて、太陽系で一番表面温度が高い星
  • 地球:水と空気があり、たくさんの生き物がくらしている私たちの星
  • 火星:赤茶色の岩や砂でおおわれた星で、昔は水があったと考えられている星
  • 木星:太陽系の中で一番大きな惑星で、きれいなしま模様がある星
  • 土星:氷や岩の粒でできた、大きくて美しいリングを持つ星
  • 天王星:青緑色に輝く氷の惑星で、横だおしになって回っている星
  • 海王星:太陽から一番遠い場所にある、深い青色の冷たい風が吹く星

この8つの順番は、頭文字をとって「水・金・地・火・木・土・天・海」(すいきんちかもくどってんかい)という合言葉のようなリズムで覚えるのが大人気です!

はると
はると

「すいきんちかもくどってんかい」って唱えると、すぐに順番を覚えられそうだね!

ひまり
ひまり

リズムに乗ると覚えやすいよね!地球は太陽から3番目の位置にあるから、暑すぎず寒すぎない過ごしやすい環境なんだよ。

太陽系の8つの惑星と太陽の並び順

岩の星とガスの星はどうちがうの?

太陽系の8つの惑星をよく観察すると、内側の4つと外側の4つで「星の材料」がまったく違うことがわかります。

太陽に近い4つの星(水星・金星・地球・火星)は、岩や金属でできた「地球型惑星(岩石惑星)」とよばれます。一方、外側の4つの星(木星・土星・天王星・海王星)は、主にガスや氷でできた「木星型惑星(巨大ガス・氷惑星)」とよばれます。

2つのタイプをくらべてみましょう!

惑星の2大タイプをくらべてみよう
内側:岩石でできた地球型惑星
・
表面のようす:カチカチの岩や金属の地面があり、足で立つことができる
・
大きさと重さ:サイズは小さめだけど、中身がぎゅっと詰まっていて重い
・
なかまの星:水星・金星・地球・火星の4つ
外側:ガスや氷の木星型惑星
・
表面のようす:分厚いガスや氷でおおわれていて、着陸できる固い地面がない
・
大きさと重さ:地球が約1300個もすっぽり入るくらい超巨大!
・
なかまの星:木星・土星・天王星・海王星の4つ

太陽の近くは熱かったため、熱に強い岩や金属だけが集まって小さな岩の星ができました。逆に太陽から離れた冷たい場所では、ガスや氷がたくさん集まることができたため、巨大な星へと成長したのです。

はると
はると

木星って地球が約1300個も入るのに地面がないんだね!もし鬼ごっこしようとしても、足がつかずにプカプカ浮かぶしかないのかな(笑)

ひまり
ひまり

着陸できずにガスのの中にずぶずぶ沈んでいっちゃうね。太陽からの距離によって星の生まれ方が変わるなんて面白いよね!

美しいリングを持つ土星

惑星の外側には何があるの?

太陽系に存在しているのは、8つの惑星だけではありません。実はもっとたくさんの仲間たちが宇宙をにぎやかにしています。

  • 小惑星帯(アステロイドベルト):火星と木星の間にある、たくさんの小さな岩石が集まってぐるぐる回っているエリア
  • 準惑星:以前は惑星の仲間だった「冥王星」のように、惑星より少し小さめの丸い天体
  • 彗星(ほうき星):氷とチリでできていて、太陽に近づくと太陽の風にあおられて長い尾をキラキラと光らせる天体

さらに、人類はこの太陽系の秘密を解き明かすために、たくさんの「宇宙探査機」を打ち上げてきました。

たとえば1977年に打ち上げられた「ボイジャー」という探査機は、木星や土星、天王星、海王星の美しい写真を地球に送り届けたあと、今も太陽系の外側を目指して進み続けています。

ボイジャーには、いつか宇宙のどこかで出会うかもしれない仲間に向けて、地球のあいさつや音楽、子どもの声を録音した「金色のレコード(ゴールデンレコード)」が乗せられています。

太陽系は私たちが思っているよりもずっと広く、ロマンと謎に満ちています!

はると
はると

金色のレコードを乗せて何十年も宇宙を進み続けているなんて、まるで映画みたいでワクワクするね!

ひまり
ひまり

太陽系の外には、夜空に光る無数の星たち(恒星)が広がっているの。太陽系を知ることは、大宇宙への第一歩なんだね!

宇宙の果てを目指して旅する探査機ボイジャー

まとめ

太陽系について学んだポイントをまとめノートでおさらいしましょう!

📝 今日のまとめノート
・ 太陽系は、巨大な太陽を中心に8つの惑星が回る大きなファミリー!
・ 水金地火木土天海の順番で並び、内側は「岩の星」、外側は「ガスや氷の巨大な星」!
・ 8つの惑星のほかにも小惑星や彗星があり、探査機ボイジャーが今も太陽系の外を目指して進み続けている!
🖍️ ✏️

太陽系は、私たちが住む地球がある大切なふるさとです。

晴れた日の夜には、ぜひ夜空を見上げてみてください。赤くかがやく火星や、ひときわ明るい木星・金星を見つけることができるかもしれません。一番明るい星を見つけたら、明日学校で友達に「あれ実は木星(金星)なんだよ!」と教えてあげるのも楽しいですね。

宇宙の広がりを想像しながら星をながめると、いつもの夜空がもっとワクワクして見えてきますよ!

はると
はると

今夜はベランダから明るい星を探してみるよ!太陽系の仲間が見えるか楽しみだな!

ひまり
ひまり

惑星は星座の星とちがってピカピカまたたかないのが見分けるコツよ。ぜひ探してみてね!

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