小学生でもわかる！「ルイス・ハミルトン」

F1レーサールイス・ハミルトン～世界せかい最速さいそくのドライバーの挑戦ちょうせん物語ものがたり～

みなさん、こんにちは！今日きょうは、新幹線しんかんせんよりもずっと速はやい車くるまに乗のって、世界中せかいじゅうのサーキットを駆かけぬけるスーパーヒーローのお話はなしをします。その人ひとの名前なまえは「ルイス・ハミルトン」。時速じそく300キロ以上いじょうで走はしるF1レーシングカーを操あやつる、世界最高せかいさいこうのレーサーの一人ひとりなんです！

小ちいさな夢ゆめの始はじまり

ルイス・ハミルトンは1985年ねん1月7日いちがつなのかに、イギリスのスティブニッジという町まちで生うまれました。8歳さいの時とき、お父とうさんがプレゼントしてくれたラジコンカーがきっかけで、レースの世界せかいに夢中むちゅうになりました。

そして、同おなじ年としにカートレースを始はじめたんで す。カートというのは、F1レーシングカーよりずっと小ちいさな、子こどもでも乗のれるレースカーのことです。最初さいしょは怖こわかったけれど、どんどん運転うんてんが上手じょうずになって、レースでも優勝ゆうしょうできるようになりました！

夢ゆめを追おいかけた少年時代しょうねん じだい

でも、ハミルトンの道みちのりは決けっして簡単かんたんではありませんでした。レース用品ようひんはとても高価こうかで、カートのタイヤを買かうお金かねもなかったことがありました。お父とうさんのアンソニーさんは、息子むすこの夢ゆめを支ささえるために3つも仕事しごとを掛かけ持もちして、夜遅よるおそくまで働はたらいていたんです。

学校がっこうでも大変たいへんなことがありました。肌はだの色いろが違ちがうということでいじめられることもあったんです。でも、ハミルトンは「絶対ぜったいにレーサーになる！」という夢ゆめを諦あきらめませんでした。むしろ、つらい経験けいけんを強つよさに変かえて、もっともっと練習れんしゅうを重かさねました。

F1への挑戦ちょうせん

さて、ここでクイズです！

Q：ハミルトンは何なん歳さいでF1デビューしたでしょう？
①18歳さい　②22歳さい　③25歳さい

正解せいかいは②の22歳さいです！2007年ねん、ついにハミルトンは夢ゆめのF1デビューを果はたしました。

F1（フォーミュラワン）というのは、世界せかいで最もっとも速はやいレースカーが集あつまる大会たいかいです。直線ちょくせんでは新幹線しんかんせんよりも速はやく走はしれるんですよ！レースでは、20人にんほどのドライバーが世界一せかいいちを目指めざして戦たたかいます。

デビューの年としから、ハミルトンはすごい活躍かつやくを見みせました。誰だれもが「こんなすごい新人しんじん見みたことない！と驚おどろいたんです。そして翌よく2008年ねん、なんと史上最年少しじょうさいねんしょうでF1チャンピオンになりました！

世界一せかいいちへの道みちのり

ハミルトンはその後ごも記録きろくを塗ぬり替かえ続つづけました。これまでの記録きろくを見みてみましょう：

1. F1での優勝ゆうしょう回数かいすう：103回かい（歴代れきだい1位い）
   これは、小学校しょうがっこうの全校ぜんこう生徒せいとよりも多おおいかもしれませんね！想像そうぞうしてみてください。たくさんのトロフィーが部屋へやいっぱいに並ならんでいる様子ようすを。
2. ポールポジション：103回かい（歴代れきだい1位い）
   ポールポジションというのは、予選よせんで1番ばん速はやかった人ひとが与あたえられる、レースのスタートで1番ばん前まえから出でられる権利けんりのことです。
3. 世界せかいチャンピオン：7回かい
   これは伝説でんせつ的てきなレーサー、ミハエル・シューマッハと並ならぶ記録きろくです！

レース以外いがいでもかっこいい！

1. 環境かんきょうを守まもる活動かつどう：
   地球温暖化ちきゅうおんだんかを防ふせぐため、電気自動車でんきじどうしゃに乗のったり、ゴミを減へらす活動かつどうをしています。
2. 動物どうぶつを大切たいせつに：
   愛犬あいけんのロスコーとセナと一緒いっしょに暮くらしていて、動物どうぶつの権利けんりを守まもる活動かつどうもしています。休やすみの日ひは、愛犬あいけんたちと公園こうえんで遊あそんだり、一緒いっしょに昼寝ひるねをしたりするのが大好だいすきなんです。
3. おしゃれ上手じょうず：
   レース以外いがいでも、かっこいい服装ふくそうで注目ちゅうもくされています。自分じぶんらしさを大切たいせつにする、そんなところも素敵すてきですよね。
4. 音楽おんがくが大好だいすき：
   レースの合間あいまには、ギターを弾ひいたり音楽おんがくを作つくったりしてリラックスしています。

みんなへのメッセージ

ハミルトンはよくこう言いっています。「夢ゆめを持もつことは大切たいせつ。でも、それ以上いじょうに大切たいせつなのは、その夢ゆめに向むかって毎日まいにちコツコツと努力どりょくすること。たとえ小ちいさな一歩いっぽでも、前まえに進すすみ続つづけることが大切たいせつなんだ」

8歳さいの小ちいさな男おとこの子こが、世界最高せかいさいこうのレーサーになるまでの道みちのりには、たくさんの苦労くろうがありました。でも、諦あきらめずに頑張がんばり続つづけたからこそ、今いまの輝かがやかしい成功せいこうがあるんです。

みなさんも、自分じぶんの夢ゆめに向むかって頑張がんばるとき、ハミルトンの物語ものがたりを思おもい出だしてください。そして、こう考かんがえてみてください。「ぼく（わたし）にもできる！毎日まいにちの小ちいさな努力どりょくが、きっと大おおきな夢ゆめにつながるんだ！」

最後さいごに、ハミルトンの心こころに残のこる言葉ことばを紹介しょうかいして、この記事きじを終おわりたいと思おもいます：
「君きみの夢ゆめを追おいかけることを、誰だれにも止とめさせないで。信しんじ続つづければ、必かならず叶かなうから」