バッハってどんな人?音楽の天才とそのすごい人生!
みなさん、こんにちは!音楽を聴くと、なんだかワクワクしたり、元気が出たりしますよね。今日は、そんな素敵な音楽を作った天才、ヨハン・セバスティアン・バッハのお話をします。バッハは、今から約300年前に生きていた作曲家です。作曲家というのは、音楽を作る人のことですね。
バッハの音楽は、まるで魔法のようです。聴くと、心が軽くなったり、元気が出たり。そんなすごい音楽を作ったバッハって、いったいどんな人だったのでしょうか?一緒に見ていきましょう!
はると
音楽の天才か…なんかワクワクするタイトルだな!俺も音楽の魔法ってやつ、ちょっと気になる!
ひまり
ワクワクする気持ち分かるなぁ。バッハがどんな人か楽しみね。
バッハの生い立ち
バッハは1685年に、ドイツのアイゼナハという町で生まれました。みなさんが生まれた時とは、全然違う世界でし た。電気もなければ、車もありません。でも、音楽はたくさんありました!
バッハの家族は、みんな音楽が大好きでした。お父さんもおじいさんも、音楽を仕事にしていたんです。小さい頃から、バッハは音楽に囲まれて育ちました。
でも、バッハの人生は簡単ではありませんでした。9歳の時にお母さんを、10歳の時にお父さんを亡くしてしまいました。みなさんも、もしそんな経験をしたら、とてもつらいですよね。バッハも、きっととても悲しかったでしょう。
そこから、バッハはお兄さんの家で暮らすことになりました。お兄さんも音楽が大好きで、 たくさんの楽譜を持っていました。バッハは、お兄さんの楽譜をこっそり夜中に読んでいたこともあるんです。楽譜を読むために、何度も何度も繰り返し書き写して勉強したんだって。すごい努力だよね!
はると
バッハのお兄さんの楽譜をこっそり読むとか、なんか冒険してるみたいでカッコいいよな!夜中に勉強…俺には無理だけどさ!
ひまり
そうね、こっそりってところがまたいいわね。でも、はるとは宿題すら寝ちゃうもんね。バッハの努力、少しは見習ったらどうかしら?
はると
バッハの音楽との出会い
お兄さんの家で、バッハは本格的に音楽を学び始めました。オルガンやヴァイオリンを弾いたり、歌を歌ったりしました。バッハは特にオルガンが大好きでした。
みなさん、オルガンって知っていますか?教会にある大きな楽器です。たくさんのパイプがあって、風を送り込んで音を出します。バッハはこのオルガンの名手になりました。
15歳の時、バッハはリューネブルクという町の学校に入りました。ここで、もっとたくさんの音楽に触れることができました。バッハは夢中で音楽を勉強しました。
バッハの仕事
バッハは18歳で初めての仕事を得ました。アルンシュタットという町の教会でオルガン奏者になったんです。でも、バッハは自分の音楽をもっと良くしたいと思っていました。
そこで、バッハは有名な音楽家のところまで歩いて勉強しに行きました。なんと400キロも歩いたそうです!東京から名古屋くらいの距離です。今の私たちなら電車や車で行けますが、その頃はそんな便利なものはありませんでした。バッハの音楽への情熱がすごいですね。
みなさんは、好きなことのために、そこまでがんばれますか?バッハの努力を思うと、私たちも頑張る勇気が出てきますね。
その後、バッハはいくつかの町で音楽の仕事をしました。最後に落ち着いたのは、ライプツィヒという町です。ここで27年間、教会の音楽監督として働き ました。
はると
すごい!400キロも歩いて音楽の勉強しに行ったんだ!俺、休み時間にグラウンド5周走るのでへとへとになるのに…
ひまり
そうなのよ。でも、はるとも好きなサッカーのために毎日練習してるでしょ?その気持ちは同じだと思うわ。
バッハの音楽の特徴
- たくさんの音が重なり合う:
バッハの音楽は、たくさんの音がいっぺんに鳴るのに、それぞれの音が別々のメロディを作り出すんです。まるで、みんなが別々のことを言っているのに、それが一つのきれいな歌に聞こえるような感じです!
- 計算された音楽:
バッハは音符をとっても正確に並べて曲を作りました。まるで、算数で計算するみたいに、どの音をどこに置くかを考えていたんだって!
- 感情豊か:
複雑で計算された音楽なのに、バッハの音楽はとても感情豊かです。聴いていると、いろんな気持ちになります。
- 宗教的:
バッハは教会で働いていたので、宗教的な音楽をたくさん作りました。
バッハの有名な作品
- ブランデンブルク協奏曲:
6曲からなる協奏曲のセットです。明るくて元気な曲が多いです。運動会のBGMに使われることもあるんですよ。
- 平均律クラヴィーア曲集:
ピアノのための曲集です。全部で48曲あります。ピアノを習っている人は、この中の曲を弾いたことがあるかもしれませんね。
- マタイ受難曲:
イエス・キリストの最後の日々を音楽で表現した大作です。とても長い曲で、3時間以上もあります!
- G線上のアリア:
とても美しい旋律の曲です。映画やCMでよく使われています。みなさんも、どこかで聞いたことがあるかもしれません。
- トッカータとフーガニ短調:
オルガンのための曲です。ホラー映画の音楽としてもよく使われています。おばけが出てきそうな怖い場面で流れる音楽、想像できますか?
これらの曲を聴いてみると、バッハの音楽の素晴らしさがわかると思います。YouTubeなどで探して聴いてみてください。きっと、バッハの音楽の魔法にかかってしまうはずです!
バッハの晩年と遺産
バッハは晩年、目が見えなくなってしまいました。でも、最後まで音楽を作り続けました。1750年、バッハは65歳で亡くなりました。
バッハが亡くなった後、しばらくの間、彼の音楽は忘れられてしまいました。でも、約100年後、作曲家のメンデルスゾーンがバッハの音楽を再び演奏し始めました。それから、バッハの音楽は世界中で愛されるようになりました。
今では、バッハは「音楽の父」と呼ばれています。多くの作曲家がバッハから影響を受けています。クラシック音楽だけでなく、ジャズやロックの音楽家たちもバッハを尊敬しています。
たとえば、みんなが知っているかもしれない「クイーン」や「ビートルズ」といったロックバンドも、バッハに影響を受けているんです。バッハの音楽は、今でも私たちの身近なところで生きているんですね。
バッハから学ぶこと
- 努力の大切さ:
バッハは常に自分の音楽を良くしようと努力しました。みなさんも、好きなことや得意なことを見つけて、それを伸ばすために頑張ってみましょう。
- 情熱を持つこと:
バッハは音楽への情熱を持ち続けました。400キロも歩いて勉強しに行ったことを思い出してください。みなさんも、好きなことに熱中することは素晴らしいことです。
- 創造性:
バッハは新しい音楽のスタイルを生み出しました。自分のアイデアを大切にすることの重要性を教えてくれます。みなさんも、自分だけのアイデアを大切にしてくださいね。
- 諦めないこと:
バッハは目が見えなくなっても音楽を作り続けました。困難があっても諦めないことの大切さを教えてくれます。みなさんも、難しいことがあっても、諦めずに挑戦し続けてください。
まとめ
バッハは、音楽の世界の天才です。300年以上前に生きていた人なのに、今でも世界中の人々に愛されています。それは、バッハの音楽が本当に素晴らしいからです。
バッハの音楽を聴くと、私たちの心は動かされます。悲しい時は慰めてくれるし、嬉しい時はもっと幸せな気分にしてくれます。そして、バッハの人生から、私たちは努力することの大切さや、自分の情熱を追い続けることの素晴らしさを学ぶことができます。
みなさんも、ぜひバッハの音楽を聴いてみてください。そして、自分の中にある「音楽」を見つけてみてください。それは、楽器を演奏することかもしれないし、歌を歌うことかもしれません。あるいは、絵を描くことや、物語を書くことかもしれません。
バッハのように、自分の好きなことに情熱を持って取り組めば、きっと素晴らしいものが生まれるはずです。さあ、あなたも自分だけの「音楽」を見つけて、世界に届けてみませんか?
はると
バッハってやっぱすごい人だったんだな。目が見えなくなっても音楽続けるなんて、俺もケガしてもサッカー頑張りたいって思えてきた!
ひまり
それは素敵ね、はると。バッハの情熱が伝わったのね。私も、バッハみたいにどんなときも諦めずに努力する看護師さんを目指さなきゃ!
はると
俺たちの夢の応援してくれるみたいで、なんかバッハが身近に感じるな!
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