小学生でもわかる!「UFO(ユーフォー)」

UFO

はじめに

夜、ふと空を見上げたときに、ピカッと不思議な光がスーッと動いていくのを見たことはありませんか?

「もしかして、宇宙人の乗った空飛ぶ円盤…!?」とドキドキしたことがある人も多いはずです。

テレビやYouTube、映画でも大人気の「UFO(ユーフォー)」。世界中でたくさんの目撃情報があり、本やネットでもいろんな噂が飛び交っていますよね。

でも、実は世界最強の軍隊であるアメリカ軍や、宇宙の専門家が集まるNASA(アメリカ航空宇宙局)が、いまUFOを「大真面目に科学の力で調査」していることを知っていますか?

実は最近、アメリカ政府がこれまで秘密にしていたUFOの調査報告書を公式に公開して、世界中で大ニュースにもなったんですよ!

UFOって、そもそも本当に宇宙人の乗り物なのでしょうか? それとも何か別の正体があるのでしょうか?

今回は、ワクワクする謎がいっぱいのUFOの真実を、最新の科学と一緒に解き明かしていきましょう!

はると
はると
ひまり、聞いてくれよ!昨日の夜、空にオレンジ色に光る不思議な物体が飛んでたんだ!あれは絶対に宇宙人の円盤に違いないよな!
ひまり
ひまり
ふふ、落ち着いてはると。夜空の不思議な光を見たら興奮しちゃう気持ちはわかるけれど、UFOってそもそも何のことか知っているかしら?

そもそもUFOってなに?宇宙人の乗り物?

「UFO」と聞くと、誰もが頭に思い浮かべるのは「宇宙人が地球にやってくるときに乗る、ピカピカ光る丸い円盤」かもしれません。

しかし、科学や英語の世界では、まったく別の意味を持っています。

実は、UFOは英語の3つの言葉の頭文字をとった略(短縮形)なのです。

  • U:Unidentified(アンアイデンティファイド=正体がわからない、確認されていない)
  • F:Flying(フライング=飛んでいる)
  • O:Object(オブジェクト=もの、物体)

つまり、日本語に訳すと「未確認飛行物体」という意味になります。

空を飛んでいるけれど「あれが何なのか、まだ正体がわからないもの」は、全部まとめてUFOと呼ばれます。

ですから、たとえば遠くを飛んでいる鳥の群れでも、飛ばされた風船でも、正体がわからない瞬間はすべて「UFO」なのです!最初から宇宙人の乗り物と決まっているわけではありません。

さらに最近では、アメリカ軍やNASA(アメリカ航空宇宙局)は、UFOのことを新しく「UAP」と呼ぶようになりました。

UAPとは「Unidentified Anomalous Phenomena(未確認異常現象)」の略です。

なぜ呼び方を変えたかというと、飛行機のように空を飛ぶ物体だけでなく、空や海、宇宙で見られる「正体がわからない不思議な光や気象現象」なども含めて、真剣に科学的に調べるためです。

国や世界トップの科学者たちが「オカルトの作り話」として片付けるのではなく、「空の安全を守るための大切な調査対象」として本気で向き合い始めているのですね。

UFOとUAPの決定的な違い!
UFO(未確認飛行物体)
空を飛んでいる「正体がわからない物体」のこと!
UAP(未確認異常現象)
物体だけでなく、不思議な光や大気の現象なども含め、科学的に正体を突き止めるための最新の呼び名!
はると
はると
えっ!正体がわからない飛んでいるものは、鳥や風船でも全部UFOって呼ぶのか!俺、最初から宇宙人の乗り物の名前だと思ってたよ!
ひまり
ひまり
そうなのよ。何が飛んでいるのか確かめるまでは全部UFOなの。でも、アメリカ軍やNASAが本気で調べているなんて、すごくドキドキするわね。
夜空を見上げる子供たちと光る未確認飛行物体

空飛ぶ円盤だけじゃない?UFOのいろんな形

UFOといえば、カレー皿をひっくり返したような「丸いお皿の形(円盤型)」をイメージする人が多いですよね。

でも、世界中で報告されている目撃情報を見てみると、実はびっくりするほどいろんな形のUFOがあるのです!

アダムスキー型(お皿型)

一番有名でクラシックな形です。上にとんがり帽子のようなドームがついていて、底に丸い球が3つくっついているようなデザインです。1950年代にジョージ・アダムスキーという人が「宇宙人に会って写真を撮った」と発表したことから、この名前がつきました。

葉巻型(巨大な筒の形)

タバコの葉巻や潜水艦のように、細長い円筒の形をした巨大なUFOです。飛行機よりもはるかに大きく、雲の間からゆっくり姿を現したという目撃談が多くあります。

三角形型(トライアングル型)

真っ黒な三角形の板のような形をしていて、角の3か所や中央に強い光が点滅しているタイプです。1989年から1990年にかけてベルギーで何千人もの人が同時に目撃し、軍の戦闘機まで出動する大騒ぎになりました。

球体型・光の玉

形がはっきり見えず、オレンジ色や青白い強い光を放ちながら、ものすごいスピードでジグザグに動き回る光の玉です。

ところで、なぜUFOは「空飛ぶ円盤(フライング・ソーサー)」と呼ばれるようになったのでしょうか?

実は、ある一人のパイロットの言葉がきっかけでした。

1947年、アメリカの実業家ケネス・アーノルドさんが自家用飛行機を操縦中、山の上をものすごいスピードで飛び去る9つの謎の物体を目撃しました。

彼が記者に「水面の上でお皿(ソーサー)をピョンピョン跳ねさせたような飛び方をしていた」と飛び方の様子を説明したところ、新聞記者が「空飛ぶ皿(フライング・ソーサー)を発見!」と大々的に記事にしてしまったのです!

本当は「動き方」をお皿にたとえただけなのに、「お皿の形をした乗り物」として世界中に広まったなんて、面白い勘違いですよね。

はると
はると
サッカーボールみたいな球体や、三角形のUFOまであるのか!お皿の形っていうのも、飛び方のたとえ話から広まったなんてびっくりだな!
ひまり
ひまり
ふふ、言葉の伝わり方って不思議よね。でも、実際にたくさんの人が目撃しているとなると、その正体がますます気になってくるわ。
様々なUFO

UFOの正体は何?見間ちがいと残された本物の謎

世界中から毎年何千件、何万件と寄せられるUFOの目撃情報。

「やっぱり宇宙人が地球を偵察に来ているんだ!」と思いたくなりますが、科学者たちが詳しく調査した結果、驚きの事実がわかりました。

なんと、目撃情報の約95%以上は、地球にある自然の現象や人間の作った道具の「見間ちがい」だったのです!

たとえば、夕方や明け方にひときわ強くピカピカと輝く「金星」は、一番星としてとても明るいため、動いているように錯覚してUFOと見間ちがえられるナンバーワンです。

また、気象を調べるために上空高くに飛ばす白くて大きな「観測気球」や、夜空を横切る「人工衛星」、最近急速に増えたキラキラ光る「ドローン」もよくUFOに間違えられます。

さらに、スマホやカメラで写真を撮ったときに、強い太陽の光や街灯がレンズの中で反射して丸い光の玉が写り込む「ゴースト(レンズフレア)」という現象もあります。

「なーんだ、全部見間ちがいなのか…」とガッカリするのはまだ早いです!

本当にエキサイティングなのは、ここからです。

科学者や軍が徹底的に調べても、残りの数%は「どうしても説明がつかない本物の謎」として残っているのです!

アメリカ軍の最新鋭戦闘機の高性能レーダーに捉えられ、熟練のパイロットたちが肉眼でハッキリと目撃した物体があります。

それらは、現在の地球のどんな最新戦闘機でも絶対に不可能な「超音速でのジグザグ移動」をしたり、音も衝撃波も出さずにピタッと空中静止したり、一瞬で海の中に潜っていったりしたのです。

見間ちがいの正体
金星などのとても明るい星や、夜空に浮かぶ観測気球!
一直線に並んで飛ぶ人工衛星や、光るおもちゃのドローン!
カメラのレンズに光が反射して写り込んだ丸い光(ゴースト現象)!
残された本物の謎
アメリカ軍の最新レーダーが複数同時に捉えた謎の物体!
熟練の戦闘機パイロットたちが何人も同時に目撃!
エンジン音も翼もないのに、信じられない超スピードで急旋回や急停止!

現代の最高の科学や軍のテクノロジーを使っても「あれが何なのか絶対にわからない」物体が、確かに空を飛んでいたのです。これが今、世界中の科学者を本気にさせている理由です。

はると
はると
95%は見間ちがいだったのか!俺が見たオレンジの光も、ドローンだったのかな…。でも、残りの数%はプロのパイロットでも説明できないなんて、鳥肌が立ってきたぜ!
ひまり
ひまり
音も出さずに信じられないスピードで急停止するなんて、今の地球の技術では絶対に作れない乗り物よね。いったい誰が動かしているのかしら…。
大空を高速飛行する最新鋭戦闘機
▲ 大空を高速飛行する最新鋭戦闘機(出典: Wikimedia Commons)

宇宙人は本当にいるの?最新科学が挑むナゾ

残された数%の謎を知ると、「やっぱりあれは宇宙人が乗っているんだ!」と思いたくなりますよね。

では、最新の天文学や宇宙科学では、「宇宙人(地球外生命体)」についてどう考えられているのでしょうか?

結論から言うと、科学者たちの多くは「この広い宇宙のどこかには、生命が存在している可能性が極めて高い」と考えています。

宇宙には、私たちの太陽系がある「天の川銀河」だけでも約2000億個もの恒星(太陽のように自分で光る星)があります。そして宇宙全体には、そんな銀河がさらに数千億個以上も散らばっています。

そこにある惑星の数を数えたら、地球の砂浜にある砂粒の数よりもずっと多いのです!

これだけ無数の星があれば、地球のように水や空気があって、生命が誕生して進化した星があってもまったく不思議ではありませんよね。

しかし、「宇宙人がいる可能性が高いこと」と、「その宇宙人がUFOに乗って今地球に来ていること」は、まったくの別問題です。

なぜなら、星と星の距離は、私たちの想像を絶するほど遠く離れているからです。

光のスピード(1秒間に地球を7周半する速さ)で進んでも、太陽系から一番近いお隣の恒星まで「4年以上」もかかります。もし新幹線(時速約300km)で行こうとしたら、なんと約1500万年もかかってしまう途方もない距離です!もし何百光年、何千光年も離れた星からやってくるなら、何万年、何億年も宇宙を飛行しなければなりません。

そのため科学者たちは、UFOを追いかけるだけでなく、巨大な電波望遠鏡を使って宇宙から届く電波を受信し、知的生命体からのメッセージを探す「SETI(セティ:地球外知的生命体探査)」や、火星や木星の衛星に探査機を送り込んでバクテリアのような微生物の痕跡を探す探査を熱心に行っています。

Q. なんで宇宙人は昼間に堂々と姿を現さないの?
A. 宇宙人がもし地球に来られるほどの超科学技術を持っているなら、人間を驚かせないように観察しているのかもしれません。でも科学的には、「そもそも地球まではるばるやってくるのが難しすぎるから、まだ来ていないだけ」と考えるほうが自然なのです。
はると
はると
宇宙が広すぎて、光のスピードでも何年もかかるのか!サッカーの遠征どころの距離じゃないな。でも、いつか本当に宇宙人と出会えたら握手してみたいぜ!
ひまり
ひまり
ふふ、はるとらしいわね。宇宙のどこかに私たち以外の生命がいるかもしれないと思うだけで、夜空を見上げるのがもっと楽しくなるわね。
宇宙人と僕

まとめ

今回は、夜空に浮かぶ最大のミステリー「UFO(ユーフォー)」の正体と最新科学について紹介しました!

📝 今日のまとめノート
1 UFOの本当の意味:UFOは「未確認飛行物体」の略で、正体がわからない空飛ぶものすべてを指す言葉!
2 最新の呼び名はUAP:アメリカ軍やNASAは、不思議な現象を含めて真剣に調査するために「未確認異常現象(UAP)」と呼んでいる!
3 95%は見間ちがい:目撃情報のほとんどは、明るい星(金星)、気球、人工衛星、ドローン、カメラの光の反射!
4 残された数%の本物の謎:最新レーダーやプロのパイロットが捉えた、超スピードで急旋回する物体の正体は現代科学でも未解明!
5 広大な宇宙と生命の可能性:宇宙のどこかに生命がいる可能性は高いけれど、地球まで来るには気の遠くなるような距離がある!
🖍️ ✏️
はると
はると
UFOって、ただのオカルトじゃなくて科学者やアメリカ軍が本気で研究してる最先端のテーマだったんだな!今日の夜も空をじっくり観察してみるぞ!
ひまり
ひまり
ええ!見間ちがいか本物の謎か、科学の目で考えるのが面白いところね。でもはると、夜空を観察する前に、今日の学校の宿題をしっかり終わらせてからにしてね!
タイトルとURLをコピーしました