小学生でもわかる！「渋沢栄一（しぶさわ えいいち）」

こんにちは、みなさん！今日きょうは、日本にっぽんの歴史れきし上じょうとっても大切たいせつな人物じんぶつについて、お話はなしします。その人ひとの名前なまえは「渋沢栄一しぶさわえいいち（しぶさわえいいち）」といいます。渋沢栄一しぶさわえいいちは、今いまでも私わたしたちの生活せいかつに大おおきな影響えいきょうを与あたえている偉大いだいな人物じんぶつなんです。実じつは、みなさんもすぐに渋沢栄一しぶさわえいいちさんの顔かおを見みられるようになります。なんと、新あたらしい1万円いちまんえん札さつの顔かおになったんですよ！

それでは、この素晴すばらしい人物じんぶつについて、くわしく見みていきましょう！

渋沢栄一しぶさわえいいちってどんな人ひと？

渋沢栄一しぶさわえいいちは、1840年ねんに今いまの埼玉県さいたまけんで生うまれました。そう、今いまから180年ねん以上いじょうも昔むかしのことです！当時とうじの日本にっぽんは、まだ江戸時代えどじだいで、侍さむらいが活躍 かつやくしていた時代じだいでした。車くるまも電車でんしゃも、もちろんスマートフォンなんてなかった時代じだいです。

渋沢栄一しぶさわえいいちは、とても頭あたまが良よくて、勉強べんきょうが大好だいすきな少年しょうねんでした。特とくに「論語ろんご（ろん ご）」という中国ちゅうごくの古ふるい本ほんが大好だいすきで、その教おしえを生涯しょうがい大切たいせつにしました。「論語ろんご」には、人ひととしてどう生いきるべきかという教おしえがたくさん書かれています。

若わかい頃ころの大冒険だいぼうけん

渋沢栄一しぶさわえいいちは、まだ若わかいころから、日本にっぽんをもっと良よい国くににしたいという強つよい思おもいを持もっていました。そのため、たくさんの冒険ぼうけんをしました。

なんと、渋沢栄一しぶさわえいいちは、まだ23歳さいのときにフランスに行いきました！今いまでは飛行機ひこうきで簡単かんたんに行いけますが、当時とうじは船ふねで何なんヶ月かげつもかけて行いく大冒険だいぼうけんだったんです。想像そうぞうできますか？何なんヶ月かげつも船ふねに乗のって、見みたこともない外国がいこくに行いくんですよ。とってもドキドキしたでしょうね。

フランスで、渋沢栄一しぶさわえいいちは近代きんだい的てきな国くにの仕組しくみを学まなびました。そして、その経験けいけんを日本にっぽんに持もち帰かえったんです。

日本にっぽんの「会社かいしゃ」を作つくった人ひと

渋沢栄一しぶさわえいいちが日本にっぽんの歴史れきしで最もっとも有名ゆうめいなのは、「日本にっぽんに会社かいしゃを作つくった人ひと」としてです。えっ、会社かいしゃを作つくった？と思おもうかもしれませんね。

実じつは、昔むかしの日本にっぽんには「会社かいしゃ」という概念がいねんがありませんでした。みんな個人こじんで商売しょうばいをしていたんです。でも、渋沢栄一しぶさわえいいちは、フランスで学まなんだことを生いかして、たくさんの人ひとがお金かねを出だし合あって大おおきな事業じぎょうをする「会社かいしゃ」というシステムを日本にっぽんに広ひろめました。

会社かいしゃって何なに？って思おもう人ひともいるかもしれません。会社かいしゃっていうのは、何なにかを作つくる人ひと、売うる人ひと、いろんな人ひとが集 あつまって、力ちからを合あわせて仕事しごとをする場所ばしょのことだよ。例たとえば、みんなが大好だいすきなお菓子かし！お菓子かしを作つくる会社かいしゃ、売うる会社かいしゃ、材料ざいりょうを運はこぶ会社かいしゃなど、色々いろいろな会社かいしゃが力ちからを合あわせて、初はじめておいしいお菓子かしがみんなの手元てもとに届とどくんだ。

渋沢栄一しぶさわえいいちは、生涯しょうがいで500以上いじょうもの会社かいしゃを作つくるのを手伝てつだいました。その中なかには、今いまでも有名ゆうめいな会社かいしゃがたくさんあります。例たとえば：

1. 東京海上日動火災保険とうきょうかいじょうにちどうかさいほけん
2. サッポロビール
3. 王子製紙おうじせいし
4. 東京とうきょうガス
5. 東京証券取引所とうきょうしょうけんとりひきじょ

などなど、数かぞえ切きれないほどたくさんの会社かいしゃがあります。

教育きょういくにも力ちからを入いれた

渋沢栄一しぶさわえいいちは、お金かねを稼かせぐだけでなく、人々ひとびとの教育きょういくにもとても力ちからを入いれました。なぜなら、国くにを発展はってんさせるには、人々ひとびとが賢かしこくなることが大切たいせつだと考かんがえたからです。

渋沢栄一しぶさわえいいちは、たくさんの学校がっこうを作つくるのを手伝てつだいました。その中なかに は、日本女子大学にほんじょしだいがくや、東京女学館とうきょうじょがっかん、国士舘大学こくしかんだいがくなどがあります。特とくに、女おんなの子こたちが勉強べんきょうできる学校がっこうを作つくることに力ちからを入いれました。当時とうじは、女おんなの子こが学校がっこうに行いくのが当あたり前まえではない時代じだいだったんです。

福祉ふくし活動かつどうにも熱心ねっしんだった

渋沢栄一しぶさわえいいちは、お金持かねもちになっても、困こまっている人ひとたちのことを忘わすれませんでした。むしろ、自分じぶんのお金かねを使つかって、たくさんの人ひとを助たすけました。

例たとえば、孤児院こじいん（両親りょうしんがいない子こどもたちが暮くらす場所ば しょ）を作つくったり、病院びょういんを建たてたりしました。また、日本赤十字にほんせきじゅうじ社しゃの設立せつりつにも関かかわりました。日本赤十字にほんせきじゅうじ社しゃは、今いまでも災害さいがいが起おきたときなどに、人々ひとびとを助たすける大切たいせつな組織そしきです。

渋沢栄一しぶさわえいいちの大切たいせつな教おしえ

渋沢栄一しぶさわえいいちは、「道徳どうとくと経済けいざいは一致いっちする」という考かんがえ方かたを大切たいせつにしていました。難むずかしい言葉ことばだけど、簡単かんたんに言いうと「お金かねを稼かせぐことと、正ただしいことをすることは、別々べつべつのものではない」という意味いみです。

この考かんがえ方かたは、「論語ろんごと算盤そろばん」という言葉ことばでも表あらわされます。「論語ろんご」は道徳どうとくや倫理りんりを表あらわし、「算盤そろばん」はお金かねや経済けいざいを表あらわしているんだ。つまり、正ただしいことをしながらお金かねを稼かせぐことができる、というのが渋沢栄一しぶさわえいいちの教おしえなんだよ。

渋沢栄一しぶさわえいいちは、ビジネスで成功せいこうするには、誠実せいじつで正直しょうじきであることが大切たいせつだと教おしえました。ウソをついたり、ずるをしたりしてお金かねを稼かせぐのではなく、まじめに働はたらいて、人々ひとびとの役やくに立たつことをすれば、結果けっかとしてお金持かねもちになれると考かんがえたんです。

今いまに残のこる渋沢栄一しぶさわえいいちの影響えいきょう

渋沢栄一しぶさわえいいちは、1931年ねんに91歳さいで亡なくなりました。でも、彼かれの教おしえや業績ぎょうせきは、今いまでも日本中にほんじゅうに残のこっています。

渋沢栄一しぶさわえいいちが作つくった会社かいしゃは、今いまも日本にっぽんで元気 げんきに活動かつどうしているところがたくさんあるんだよ！例たとえば、さっき紹介しょうかいした東京証券取引所とうきょうしょうけんとりひきじょ。毎日まいにち、たくさんの会社かいしゃがお金かねを集あつめたり、投資とうししたりし て、日本にほんの経済けいざいを支ささえているんだ。

また、渋沢栄一しぶさわえいいちの生涯しょうがいを描えがいたドラマや本ほん、漫画まんがもたくさんあります。多おおくの人ひとが、今いまでも渋沢栄一しぶさわえいいちの生いき方かたや考かんがえ方かたから学まなんでいるんです。

まとめ：私わたしたちが渋沢栄一しぶさわえいいちから学まなべること

渋沢栄一しぶさわえいいちの生涯しょうがいから、私わたしたちはたくさんのことを学まなべます：

1. 勉強べんきょうすることの大切たいせつさ
2. 新あたらしいことに挑戦ちょうせんする勇気ゆ うき
3. 誠実せいじつに生いきることの大切たいせつさ
4. 人々ひとびとのために働はたらくことの喜よろ こび
5. お金かねを稼かせぐことと、正ただしいことをすることは両立りょうりつできるということ

渋沢栄一しぶさわえいいちは、一人ひとりの人間にんげんがどれだけ多おおくの人々ひとびとの人生じんせいを良よくできるかを教おしえてくれました。みなさんも、渋沢栄一しぶさわえいいちのように、自分じぶんの夢ゆめを追おいかけながら、周まわりの人ひとたちのことも考かんがえられる素敵すてきな人ひとになってくださいね。

さあ、みなさんはどんな未来みらいを作つくりたいですか？渋沢栄一しぶさわえいいちのように、自分じぶんの力ちからで世界せかいを少すこしずつ良よくしていけると信しんじています。がんばってください！

渋沢栄一しぶさわえいいちについてもっと知しりたい人じんは、図書館としょかんやインターネットで調しらべてみると、彼かれの素晴すばらしい人生じんせいや業績ぎょうせきについてさらに詳くわしく学まなぶことができますよ。ぜひ、挑戦ちょうせんしてみてくださいね！