宇宙に浮かぶ不思議な家!国際宇宙ステーションの秘密に迫ろう!
みんな、宇宙に行ってみたいと思ったことはないかな?実は今この瞬間も、地球の上空には宇宙飛行士たちが暮らす「宇宙の家」があるんだ!その名前を「国際宇宙ステーション」というよ。今日は、この不思議な宇宙の家の秘密を探検してみよう!
宇宙に浮かぶ巨大な家って?
国際宇宙ステーション(英語でInternational Space Station、みんなはISSって呼んでね)は、地球から約400キロメートル上空を飛んでいる巨大な研究施設なんだ。
え?400キロメートルってどれくらい?と思った?東京から大阪までが500キロメートルくらいだから、それに近い距離を地球から離れて浮かんでいるんだよ。しかも重さは420トン!これは大きな飛行機40機分くらいの重さなんだ。
大きさはサッカー場とほぼ同じ。横に長い形をしていて、端から端まで109メートルもあるんだ。教室4つ分くらいの広さがある居住スペースで、宇宙飛行士たちが生活しているよ。
はると
おぉ!“宇宙に浮かぶ家”ってなんかワクワクするな!俺も住めるかな、サッカー場サイズならボール蹴れるよな?
ひまり
はるとは絶対ボール蹴ることしか考えてないでしょ。でも、“宇宙の家”ってロマンがあるよね。どんなインテリアなんだろう?
どうやって作ったの?世界中が協力!
この巨大な宇宙の家は、世界中の国々が協力して作ったんだ。1998年から少しずつパーツを宇宙に運んで組み立てていったよ。まるで、宇宙でレゴブロックを組み立てるみたいだね!
日本も「きぼう」という実験室を作って参加しているんだ。「きぼう」では、宇宙でレタスを育てたり、新しい薬の研究をしたりしているよ。なんと、宇宙で育てたレタスを宇宙飛行士が実際に食べたこともあるんだって!
宇宙での生活ってどんな感じ?
不思議がいっぱい!無重力生活
宇宙ステーションの中は「無重力」という、モノが浮いてしまう不思議な状態なんだ。宇宙飛行士たちは、まるで空を泳ぐように移動するよ。でも最初は慣れるまで大変なんだって。
宇宙飛行士の一日
朝起きると、まずは体をタオルで拭くんだ。シャワーは使えないからね。朝食は特別な宇宙食。パンやシリアルは、飛び散らないように工夫されているんだよ。
実験や観察をして、夜になると特別な寝袋で眠るんだ。寝袋は壁に固定しないと、寝ている間に浮いていっちゃうからね!
はると
えっ、無重力の生活ってマジか!俺、無重力で寝袋に入ったら絶対壁から落ちる自信あるわ!
ひまり
無重力なんだから“落ちる”って感覚はないのよ。むしろ、寝袋に固定されてるはるとの姿を想像したら笑っちゃう。
すごすぎる!驚きの事実
新幹線の23倍のスピード!
国際宇宙ステーションは、秒速7.7キロメートルという超高速で地球の周りを回っているんだ。新幹線の約23倍もの速さだよ!そのため、朝から晩までの間に地球を16周も回っちゃうんだ。
電気はどうやって作るの?
テニスコート8面分もある大きな太陽光パネルで電気を作っているよ。この大きなパネルが、まるで巨大な羽のように見えるんだ。
日本の宇宙飛行士も大活躍!
若田光一さんや野口聡一さんなど、たくさんの日本人宇宙飛行士が国際宇宙ステーションで活躍しているよ。2023年には、若田さんが日本人として初めて船長になったんだ!すごいね!
君も未来の宇宙飛行士になれるかも!
国際宇宙ステーションでの研究は、私たちの未来の生活をより良くするためにとても大切なんだ。もしかしたら、この記事を読んでいる君が、未来の宇宙飛行士になるかもしれないね!
宇宙飛行士になりたい人へのアドバイス:
1.理科と算数を頑張ろう!
2.英語も大切だよ
3.体を丈夫にしよう
4.宇宙の本をたくさん読もう
みんなで考えてみよう!
もし君が宇宙飛行士になれたら、どんな実験をしてみたい?宇宙で育ててみたい植物は何かな?友だちや家族と話し合ってみてね!
おわりに
国際宇宙ステーションは、人類の夢と科学の力が作り出した、すばらしい施設なんだ。今度、夜空を見上げるときは、頭の上を飛んでいる宇宙ステーションのことを思い出してね。もしかしたら、宇宙飛行士たちが君に手を振っているかもしれないよ!
はると
よーし、俺も未来の宇宙飛行士目指すぞ!でも…“理科と算数”って書いてあったな…ひまり、手伝ってくれよ!
ひまり
ふふ、しょうがないなぁ。でも、まずは“英語”も大切って書いてあったから、“サッカー”じゃなくて“football”って言えるようにしてね。
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