忍者って聞いたことがありますか?映画やアニメ、ゲームでカッコいい忍者を見たことがある人も多いはず。黒い服を着て、手裏剣を投げたり、姿を素早く消したりする人たちですね。でも、実際の忍者はどんな人たちだったのでしょうか?
忍者は、昔の日本で特別な仕事をしていた人たちです。「忍の者」と書いて「しのびのもの」と読み、それが「にんじゃ」という言葉になりました。「忍ぶ」は「こっそりと隠れる」という意味があるんですよ。
忍者は敵に見つからないように隠れて行動するのが得意でした。そのために「忍術」という特別な技術を身につけていたんです。忍術には体を鍛える方法や道具の使い方、そして頭をフル活用する知恵が含まれていました。

はると
忍者ってかっこいいよな!手裏剣投げてみたい!!

ひまり
もう、忍者は目立たないようにしなきゃだめなのよ。
忍者はいつからいたの?
忍者の歴史はとても古く、今から約800年前の鎌倉時代(1185年〜1333年)からいたと言われています。でも、本格的に活躍したのは、約500年前の戦国時代でした。
この時代は、日本中でたくさんの武将たちが土地を奪い合って戦っていました。忍者はそんな武将たちに雇われて、情報を集めたり、敵の城に忍び込んだりしていたんです。
特に有名な忍者の集団は、「伊賀忍者」と「甲賀忍者」です。伊賀は今の三重県、甲賀は滋賀県にあります。この地域では、家族ぐるみで忍者の技を代々受け継いでいました。
伊賀忍者の中でも特に有名なのは、服部半蔵という人物です。彼は徳川家康という有名な武将に仕えた忍者のリーダーで、多くの任務を成功させた伝説的な忍者なんですよ。
忍者
忍者の主な仕事
忍者の主な仕事は大きく分けて3つありました。「情報収集」「破壊工作」「護衛と暗殺」です。
情報収集のプロフェッショナル
忍者は敵の情報を集めるエキスパートでした。彼らは敵の城や陣地に忍び込み、敵の兵士の数や武器の種類、食料の量、さらには敵の計画などを調べていました。
あるとき、ある忍者は商人に変装して敵の城下町に入り込み、何日も滞在して情報を集めました。集めた情報は自分の雇い主である武将に報告され、戦いの作戦を立てるのに役立てられたんです。
こうした情報は戦に勝つためにとても重要でした。今の言葉で言えば、忍者は「スパイ」のような役割をしていたんですね。
破壊工作の名人
忍者はまた、敵を混乱させるための「破壊工作」も行っていました。敵の城に忍び込んで火をつけたり、橋を壊したり、食料庫に毒を入れたりして、敵の力を弱めていたのです。
実際にあった話では、真田幸村という武将に仕えていた猿飛佐助という忍者が、敵の大軍が通る予定の山道に大量の岩を落として、敵の進軍を遅らせたという話があります。
護衛と暗殺の技術
忍者は武将の護衛や、ときには敵の重要人物の暗殺も任されていました。護衛の任務では、常に主人の周りの危険を察知し、命を守るために行動していました。
暗殺の任務は忍者の仕事の中でも特に危険で難しいものでした。敵の城に忍び込み、目標となる人物だけを音もなく倒すには、高度な技術と勇気が必要だったのです。
忍者の特別な道具たち
忍者は任務を成功させるために、さまざまな特殊な道具を使いました。これらの道具は、現代の私たちから見ても非常に工夫されています。
手裏剣
手裏剣は、星型や十字型の金属でできた投げ武器です。忍者はこれを投げて敵を攻撃したり、注意をそらしたりしていました。手裏剣は映画やアニメでは大きく描かれていますが、実際はもっと小さく、ポケットに隠せるサイズだったと言われています。
手裏剣を上手に投げるには、毎日の練習が欠かせませんでした。忍者の子どもたちは小さい頃から手裏剣投げの練習をしていたんですよ。
手裏剣
苦無
苦無は、短い剣のような形をした道具です。先がとがっていて、敵と直接戦うときに使ったり、壁を登るときに壁に刺して足場にしたりしていました。苦無は忍者の基本装備で、いつも何本か持ち歩いていたと言われています。
クナイ
鎖鎌
鎖鎌は、鎖と鎌がつながった武器です。鎌の部分で攻撃したり、鎖を使って敵の武器を絡め取ったりするのに使われていました。使いこなすのが難しい武器でしたが、熟練した忍者の手にかかると非常に効果的な武器になりました。
鎖鎌
煙玉
煙玉は、投げると煙を出す道具です。忍者は煙玉を使って視界を悪くし、敵の目をくらませて逃げたり、隠れたりしていました。煙玉の中には、唐辛子の粉などを混ぜて、敵の目や鼻を刺激するものもあったそうです。
忍者の服装
忍者が着ていた服は、「忍装束」と呼ばれています。映画やアニメでは、忍者は黒い服を着ていることが多いですが、実際には任務に応じて色々な服装を使い分けていました。
夜に行動するときは黒や紺色の服を着ていましたが、昼間は農民や商人、時には僧侶(お寺の人)に変装することもありました。変装は忍者の重要な技術の一つだったのです。
忍者の厳しい訓練
忍者になるためには、子どものころから厳しい訓練を積まなければなりませんでした。その訓練は多岐にわたっていました。
体術
体術とは、体を使った技術のことです。速く走ったり、高いところに登ったり、長時間水中に潜ったり、静かに歩いたりする技術が含まれています。
忍者の子どもたちは、森の中を走り回ったり、木に登ったり、川で泳いだりして体を鍛えていました。また、バランス感覚を養うために、細い棒の上を歩く訓練もしていたそうです。
変装術
変装術とは、自分の姿を変えて別の人になりきる技術です。忍者は商人、農民、僧侶、時には女性に変装して、敵に気づかれないように情報を集めていました。
変装するには、その職業の人がどんな風に話し、どんな風に歩き、どんな仕事をするのかを知っておく必要がありました。忍者は様々な職業の基本的な知識を持っていたのです。

はると
忍者って変装もできるのか!ひまりに変装して・・

ひまり
薬学
薬学とは、薬について学ぶことです。忍者は薬草の知識が豊富で、怪我をしたときの薬や、敵を眠らせる薬、毒や解毒剤(毒の効果を消す薬)などを作ることができました。
森で見つけた植物から薬を作る技術は、任務中に怪我をしたときや病気になったときに、自分の命を救うことにもなりました。
忍者の生き方から学ぶこと
忍者は単に技術だけでなく、心構えも大切にしていました。忍者の教えには、次のようなものがあります。
冷静さを保つ
忍者は、どんな危険な状況でも冷静さを失わないように訓練していました。パニックになって間違った判断をすると、任務の失敗だけでなく命を落とすことにもなるからです。
自然と調和する
忍者は自然の力を味方につけることを知っていました。風の音に紛れて移動したり、動物の鳴き声を真似して仲間と通信したり、月明かりを利用して夜間に行動したりしました。自然をよく観察し、その力を活かす知恵を持っていたのです。
知恵と工夫を重視する
忍者は、単に強いだけでは務まりませんでした。知恵と工夫で困難を乗り越えることを重視していました。例えば、敵が大勢いるときは、正面から戦うのではなく、頭を使って敵を出し抜く方法を考えていたのです。
現代に生きる忍者の精神
忍者は今では存在しませんが、その精神や技術は現代の日本文化に深く根付いています。
忍者をテーマにした観光地
日本には、忍者をテーマにした観光施設がたくさんあります。三重県の伊賀市には「伊賀流忍者博物館」があり、忍者の歴史や道具を見学したり、手裏剣投げを体験したりすることができます。滋賀県の甲賀市にも「甲賀の里忍術村」という施設があり、忍者の家を見学できます。
伊賀流忍者博物館
マンガやアニメ、ゲームの中の忍者
忍者は、日本のマンガやアニメ、ゲームでも人気のキャラクターです。「NARUTO -ナルト-」や「忍たま乱太郎」などの作品は、日本だけでなく世界中で愛されています。これらの作品のおかげで、忍者の文化は国際的にも知られるようになりました。

はると

ひまり
日本のアニメは世界でも大人気だものね。
スポーツとしての忍者術
最近では、忍者の動きや技術をベースにした「忍者術」というスポーツも生まれています。壁を登ったり、障害物を乗り越えたりする技術を競うもので、体力と頭の良さの両方が必要とされます。
あなたの学校の体育館にある鉄棒やマットなどを使って、忍者のように体を動かしてみるのも楽しいかもしれませんね!
忍者についてもっと知りたい!
忍者について興味を持った人のために、いくつかおすすめの方法を紹介します。
忍者関連の本を読む
図書館や本屋さんには、忍者について書かれた子ども向けの本がたくさんあります。写真やイラストがたくさん載っている本を選ぶと、より忍者のことを理解しやすいでしょう。
忍者の博物館や資料館に行ってみる
夏休みや冬休みの旅行で、忍者関連の博物館や資料館を訪れてみるのも良いですね。実際に忍者の道具を見たり、忍者体験をしたりすることで、より深く忍者のことを知ることができます。
忍者ごっこ
歴史の授業や社会科見学で質問してみる
学校の歴史の授業や社会科見学のときに、忍者について質問してみましょう。先生や学芸員さんが、教科書には載っていない忍者の話を教えてくれるかもしれません。
まとめ:忍者の知恵を現代に活かそう
忍者は、約800年前から日本の歴史の中で活躍してきた特別な技術を持った人たちでした。彼らは情報収集、破壊工作、護衛と暗殺という重要な仕事をこなし、戦国時代の日本で大きな役割を果たしていました。
忍者の使った道具や技術は当時としては最先端のものでしたが、それ以上に大切だったのは、忍者の持っていた知恵と心構えです。冷静に状況を判断し、自然と調和し、知恵と工夫で困難を乗り越える―この考え方は、現代を生きる私たちにも役立つものです。
みなさんも、忍者のように頭をフル活用して、日々の生活の中で出会う問題を解決していけるといいですね。そして、日本の歴史や文化に興味を持ち、もっと深く学んでいってください。
忍者についてどう思いましたか?どんな点に一番興味を持ちましたか?ぜひ友達や家族と話し合ってみてください。そして機会があれば、実際に忍者の博物館や忍者体験ができる場所に行ってみてくださいね!

はると
ひまり!忍者ごっこしようぜ!!俺がナルト役でひまりはヒナタ役な!

ひまり
まっすぐ…自分の言葉は曲げない…。 それが忍道だから…!
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