はじめに
学校の教室を見渡すと、だいたい30人前後の友だちがいますよね。全校集会で体育館に集まると何百人、大きなサッカースタジアムに行くと数万人もの人が集まります。
では、私たちが暮らす「日本全体」には何人の人が住んでいるか知っていますか?
日本の人口は約1億2000万人です。これだけでも気が遠くなるようなすごい人数に感じますよね。
ところが、広い地球全体に目を向けると、なんと80億人以上もの人間が暮らしています!
「じゃあ、世界で一番人がたくさん住んでいる国はどこなんだろう?」 「日本の何倍くらいの人が暮らしているの?」
人口が多い国には、国中が若者であふれていてものすごいスピードで成長するエネルギーや、たくさんの人々の知恵を集めて生み出す最先端のテクノロジーなど、あっと驚くひみつがたくさんあります。
今回は、世界の人口ランキングトップ5の国々と、それぞれの国が持つ知られざるパワーを楽しく解き明かしていきましょう!
サッカースタジアムの数万人でも圧倒されるのに、日本の1億2000万人や世界の80億人なんて桁が違いすぎて想像もつかないよな!世界で一番人が多い国って、一体どんなところなんだろう?
ふふ、想像するだけでワクワクするわね!日本と比べることで、世界がどれだけ広くていろんな人たちが暮らしているのかがよくわかるのよ。一緒にランキングを見ていきましょう!
1位 インド:世界一の人口大国へ!若さとパワーで急成長
世界で一番人口が多い国、第1位はインドです!
インドの人口は約14億3000万人。なんと日本の人口の11倍以上です! 地球上にいるすべての人間のおよそ「6人に1人」がインド人という計算になります。
実は長い間、世界一の人口大国は中国でした。しかし、2023年にインドが中国を追い抜き、ついに世界トップに立ちました。
インドのすごさは人数の多さだけではありません。一番の強みは「圧倒的な若さ」です。 国民の平均年齢は約28歳!(日本人の平均年齢は約49歳なので、20歳以上も若いのです)。国中が子どもや若い大人たちで満ちあふれていて、ものすごいエネルギーで発展を続けています。
インドといえばカレーや華やかなボリウッド映画を思い浮かべるかもしれませんが、いまや世界トップクラスの「ハイテク大国」でもあります。大昔に数字の「0(ゼロ)」を発見した歴史があるほど算数や数学の教育に熱心で、コンピューターのプログラミングが大得意。GoogleやMicrosoftなど、世界的に有名な巨大IT企業のトップにもインド出身者がたくさん選ばれています。さらに、月への無人探査機着陸を成功させるなど、宇宙開発でも世界をリードしています。
インドが
世界一の
人口大国になった3つの
理由
STEP 1
大河の恵みと豊かな大地
ガンジス川などの大きな川があり、大昔からたくさんの人が食べ物を育てて暮らせる豊かな大地があった!
STEP 2
医療や衛生の進歩
赤ちゃんが無事に育ち、人々が元気に長生きできる環境が整って人口がぐんぐん増加した!
STEP 3
平均年齢28歳の若い力
若い世代がどんどん大人になり、新しい会社を立ち上げたり先端技術を動かしたりして国全体を引っ張っている!
14億人ってとんでもない人数だな!しかも平均年齢28歳って、俺のお兄ちゃん世代より若くて、サッカーチーム全員がフォワードでガンガン攻めてるみたいなものすごい勢いじゃん!
ふふ、面白い例えね!でも本当にその通りで、若い人たちがプログラミングや宇宙開発で大活躍しているから、インドは今世界で一番勢いがある国のひとつなのよ。
2位 中国:14億人が暮らす!歴史とハイテクの国
第2位は、日本のすぐお隣にある巨大な国、中国です!
中国の人口は約14億1000万人。1位のインドと並んで、世界に2カ国しかない「14億人超え」の超大国です。日本の約11倍の人たちが暮らしています。
中国はかわいいパンダや万里の長城、何千年もの長い歴史で有名ですよね。国土も日本の約25倍ととてつもなく広く、北京や上海といった巨大な大都市には未来のような高層ビルが立ち並んでいます。
そして現代の中国は、世界最先端の「ハイテク・テクノロジー大国」です。 日本よりもはるかに速いスピードでキャッシュレス(電子マネー)化が進み、小さなお店から屋台までスマートフォンひとつで買い物ができます。さらに、国内を網の目のように結ぶ高速鉄道の長さは世界一で、電気自動車(EV)や空飛ぶドローンの開発でも世界を驚かせています。
かつて中国では、人口が急激に増えすぎて食べ物や仕事が足りなくなるのを防ぐため、「1組の夫婦に子どもは1人まで」と国が厳しく制限する「一人っ子政策」を行っていました。そのルールが終わった現在では、日本と同じように少しずつ子どもの数が減り、お年寄りが増える高齢化が進み始めているという一面もあります。
全校児童が中国で、俺たちの1クラス30人が日本ってことか!そうやって学校にたとえてみると、14億人っていう数字のケタ違いの大きさがめちゃくちゃリアルにわかるな!
そうなの。中国は人が多いからこそ、みんながスマホを使ったり買い物をしたりする市場の規模がとてつもなく大きくて、新しい便利な技術が一気に国中に広がるのよね。
3位 アメリカ:世界中から人が集まる自由の大国
第3位は、太平洋をはさんだお向かいにあるアメリカ合衆国(アメリカ)です!
アメリカの人口は約3億4000万人で、日本の約2.7倍です。 北アメリカ大陸の真ん中に広がる広大な国土を持ち、面積の広さも世界第3位クラスを誇ります。
実は、経済や科学がとても進んでいる「先進国」の中で、人口が3億人を超えている国はアメリカだけです。多くの先進国(日本やヨーロッパの国々など)では人口が減り始めているのに対し、アメリカは今でも人口が増え続けています。
その最大のひみつは、世界中から「移民」と呼ばれる新しい人々が集まってくることです。 「自分の夢を叶えたい!」「新しいビジネスに挑戦したい!」という強い希望を持った人々が、世界中のあらゆる国からアメリカへ渡ってきます。
世界中からやってきた多様な人々がアイデアを出し合うことで、AppleやGoogle、Amazon、Microsoftといった世界を動かすIT企業や、ハリウッドの映画、NASAの宇宙開発など、世界をリードする素晴らしい文化や産業が次々と生まれているのです。
Q. アメリカは先進国なのに、なぜ今も人口が増えているの?
A. 世界中から「夢を叶えたい!」とやってくる新しい仲間(移民)をたくさん受け入れているからなんだ。世界中の多様な才能や知恵が集まるから、新しい発明やビジネスが次々と生まれるんだよ。
世界中から夢を持った人たちが集まってくる国か!俺も将来、アメリカのスタジアムで世界中のサポーターを熱狂させるスーパーゴールを決めてみたいって思ってたところなんだよな!
ふふ、はるとの夢も壮大で素敵ね!アメリカはいろんな国の言葉や文化が混ざり合っているからこそ、誰も思いつかないような新しいアイデアが次々に生まれる自由な国なのよ。
4位 インドネシア:1万超えの島々!東南アジア最大の国
第4位は、南のあたたかい海に浮かぶ東南アジアの国、インドネシアです!
インドネシアの人口は約2億8000万人。日本の2倍以上の人たちが暮らしており、東南アジアではダントツで第1位の人口を誇ります。
インドネシアの最大の特徴は、1万7000以上もの島々が集まってできた「世界最大の島国」だということです! 日本も約7000の島からなる島国ですが、インドネシアはその倍以上の島に人々が生活しています。
島ごとに独自の文化があり、国内には300以上の民族と700以上の言語が存在します。そのため、お互いの文化や違いを認め合い、大切にしながらひとつの国としてまとまる「多様性の中の統一(みんな違ってみんな良い)」という合言葉を国の誇りにしています。
観光地として世界中で大人気のバリ島があることでも有名ですが、最近では国民の平均年齢が約30歳と若く、インターネットやスマートフォンを使いこなす若者たちが新しいビジネスを次々に生み出しています。また、首都のジャカルタに人が集まりすぎて混雑したため、豊かな自然が広がる別の島に「ヌサンタラ」という新しい首都を作るという世界中が注目する大プロジェクトも進行中です。
島国インドネシアのびっくりポイント3選!
1万7000以上もの島々が集まってできている!
300以上の民族と700以上の言語が仲良く共存!
大都市の混雑を解決するため、新しい首都「ヌサンタラ」へのお引っ越しが進んでいる!
1万7000個も島があるなんてすげー!島ごとに言葉も文化も全然違うのに、みんなで力を合わせてひとつの国を作ってるなんてチームワーク抜群でかっこいいよな!
本当にそうね。お互いの違いを認め合って尊重する姿勢は、私たちが学校やクラスでみんなと仲良く協力するときにもすごく見習いたい大切な考え方だわ。
5位 パキスタン:平均年齢が超若い!ぐんぐん育つ未来の国
第5位は、南アジアにあるインドのお隣の国、パキスタンです!
パキスタンの人口は約2億4000万人。日本のちょうど2倍くらいの人が暮らしています。
パキスタンのもっとも驚くべき特徴は、国民の平均年齢がなんと約23歳前後という驚異的な若さです! 日本の平均年齢(約49歳)の半分以下で、街を歩けば子どもたちや10代・20代の若者たちでどこもかしこもあふれかえっています。
これから大人になって働く世代の人口がものすごく多いため、世界中の企業や国々が「これから経済がぐんぐん急成長する未来の国」として大注目しています。
もちろん、たくさんの子どもたちがしっかり勉強できるように新しい学校をたくさん建てたり、安心して治療を受けられる病院を整えたり、みんなが働ける仕事場を用意したりと、若い国ならではの解決すべき課題もたくさんあります。しかし、あふれる若さと活気は、これからの世界を大きく変える大きな原動力になっています。
子どもや
若者がたくさんいて、
国中に
働くエネルギーと
活気が
満ちあふれている!
これから
学校や
病院、
仕事場をどんどん
増やしていく
大きなチャレンジがある!
高齢化が進む国(日本など)
お
年寄りが
多く、
長年かけて
積み
上げてきた
高度な
技術や
豊かな
経験がたくさんある!
若者の
数が
少なくなっていくため、みんなで
支え
合う
工夫やロボットなどの
活用が
必要!
平均年齢23歳って、街中が大学生やお兄さんお姉さん、子どもたちばかりってことだよな!グラウンド中を元気いっぱいの選手が走り回ってるみたいでワクワクするぜ!
ふふ、活気に満ちているわね。パキスタンのような若い国と、高度な医療や科学技術を持つ日本のような国がお互いに助け合っていけたら、地球全体がもっと豊かになりそうね。
まとめ
世界にはいろいろな国があり、それぞれまったく異なる人口のひみつや個性を持っています。
📝 今日のまとめノート
1
トップ2は14億人超え!:1位インドと2位中国の2カ国だけで、なんと世界全体の人口の3割以上を占めている!
2
3位〜5位も個性あふれる大国!:世界中から夢が集まるアメリカ、1万7000の島々が手をつなぐインドネシア、平均年齢23歳の若さあふれるパキスタン!
3
日本と世界のこれから:日本の人口は約1億2000万人で世界12位前後。若者が多い国と高度な技術を持つ国がお互いに手を取り合って支え合うことが大切!
🖍️ ✏️
世界の人口は今も変化し続けており、国ごとに得意なことや抱えている課題も違います。 テレビのニュースや地図帳で世界の国々を見るときは、「そこにはどんな人たちが暮らしていて、どんなエネルギーを持っているのかな?」と想像してみてくださいね!
日本の1億2000万人もすごいと思ってたけど、世界のトップ5は桁違いのスケールとパワーだったな!俺も世界中のいろんな国の友だちと一緒にサッカーボールを追いかけてみたいぞ!
素敵な夢ね!それぞれの国がどんな特徴を持っていて、どんな人たちが生きているのかを知ると、世界がぐっと身近に感じられるわ。これからもいろんな国のひみつを調べていきましょうね!
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