小学生でもわかる！「名人戦（めいじんせん）」

名人めいじん戦たたかって何なに？

名人戦めいじんせんは、日本にっぽんで一番いちばん強つよい人ひとを決きめる将棋しょうぎの大会たいかいです。1935年ね んから始はじまって、もう80年ねんも続つづいています。

名人戦めいじんせんは、名人めいじんを持もっている人ひと（名人めいじん）と、名人めいじんになりたい人ひと（挑戦者ちょうせんしゃ）が戦たたかいます。挑戦者ちょうせんしゃは、各かく棋戦きせんの優勝者ゆうしょうしゃや、予選よせんを勝かち抜ぬいた人ひとなどです。名人戦めいじん せんは七番ななばん勝負しょうぶで行おこなわれ、4勝しょうした方かたが名人めいじんになります。

名人戦めいじんせんは、日本にっぽんの将棋界しょうぎかいで一番いちばん権威けんいのあるタイトル戦せんです。名人めいじん位いを獲得かくとくすることは、将棋棋士しょうぎきしにとって最高さいこうの栄誉えいよです。また、名人戦め いじんせんは、日本全国にっぽんぜんこくで多おおくの人ひとびと々に注目ちゅうもくされています。名人戦めいじんせんは、テレビやインターネットで生なま中継ちゅうけいされ、多おおくのファンが熱心ねっしんに観戦かんせんしています。

名人戦めいじんせんの歴史れきしは、日本にっぽんの将棋しょうぎの歴史れきしと共ともにあります。江戸時代えどじだいには、名人めいじん位いは「名人めいじん」と呼よばれる棋士きしが終身しゅうしん保持ほじしていました。しかし、明治時代めいじじだいには、名人めいじん位いを争あらそう棋戦きせんが始はじまりました。最初さいしょの名人戦めいじんせんは 、1935年ねんに開催かいさいされ、木村義雄きむらよしおが初代しょだ い名人めいじんとなりました。

名人戦めいじんせんには、多おおくの名めい棋士きしが名人めい じんを獲得かくとくしてきました。大山康晴おおやまやすはる、羽生善治はぶよしはる、谷川浩司たにがわこうじなど、日本にっぽんの将棋界しょうぎかいを代表だいひょうする棋士きしたちが名人めいじんを獲得かくとくしています。名人戦めいじんせんは、将棋棋士しょうぎきしにとって最高さいこうの目標もくひょうであり、日本にっぽんの将棋界し ょうぎかいを盛もり上あげる最高さいこうの舞台ぶたいです。

現在げんざいの名人めいじんと挑戦者ちょうせんしゃ

日本にっぽんの将棋しょうぎで一番いちばん強つよい人ひとを決きめる戦たたかい、名人戦めいじんせんが始はじまります。名人戦めいじんせんは、渡辺わたなべ名人めいじんと藤井ふじい竜王りゅうおうの2ふたり人で戦たたかいます。

渡辺わたなべ名人めいじんは、現役げんえき最強さいきょう棋士きしで、これまでに8回かいタイトルを獲得かくとくしています。藤井ふじい竜王り ゅうおうは、天才棋士てんさいきしで、これまでに9回かいタイトルを獲得かくとくしています。

渡辺わたなべ名人めいじんと藤井ふじい竜王りゅうおうは、これまでに19回かい対戦たいせんしていて、藤井ふじい竜王りゅうおうが14勝しょう5敗はいと大おおきくリードしています。しかし、直近ちょっきんの対戦たいせんでは渡辺わたなべ名人めいじんが2勝しょうを挙あげているので 、どちらが勝かつかわかりません。

名人戦めいじんせんは、日本にっぽんの将棋界しょうぎかいで一番いちばん注目ちゅうもくされている戦たたかいです。どちらが名人めいじんになるか、楽たのしみですね！